国語で必要な力とは?

まずは、国語とは「本文中に書かれていることをどう答えるか」という教科だと考えましょう。答えは必ずと言って良いほど本文中に書かれているのです。

説明文・論説文では、必ず筆者の言いたいことが書かれてあります。ただ、それを「具体例」「エピソード」「比喩」などを使って長々と表現しているだけです。そう考えると、答えは案外と簡単に見つかるものです。

また、物語文では、登場人物の心情を読み取ることが大切です。「登場人物の心情なんてわからない」と思われるかもしれませんが、実は、本文中にヒントや答えがかくれているので、それを探す問題だと思えば、国語ってそれほど難しい教科ではありません。

それでは、国語力を高める勉強法について、順に紹介していきましょう。

国語力を高めるのに必要なこと、まずは「音読」

国語の問題を解く前に、まずは音読して(声を出して読んで)みましょう。音読が大切な理由は、読めない字(文)をいくら読んでも意味はわからないからです。また、目で見る、声に出して読む、その声を耳から聞くといった、視覚や聴覚を使って練習することも大切だからです。

音読が不十分な場合は、すらすら読めるようになるまで繰り返し練習しましょう。

説明文は段落ごとに内容を一言でまとめよう!

説明文・論説文で特に重要なのが、正しく意味を読み取ることです。正しく意味を読みとるとは、本文に書いてあることを答えるのであって、当てずっぽうや自分の思いこみで答えないということです。

ところが、国語が苦手な人は、「目では文章を追っているが、意味までは読みとれていない状態」で読んでいます。その結果、本文には書かれていないことを答えてしまうことが多いようです。つまり、何となく読んでいるのです。

これを防ぐために、一言で良いので段落ごとに書かれている内容をまとめてみるようにしましょう(関連記事:読解力が驚くほどアップする「○○字要約」)。

例えば、メダカの一生について書かれた文章なら、第一段落は「筆者の幼い頃のメダカの思い出」、第二段落は「メダカの生態について」、第三段落は「メダカが減った原因について」など、段落ごとに何について書かれているかを一言でまとめます。

こうすることで、もし「メダカが減った原因について、筆者はどのように考えていますか」という設問があったら、「メダカが減った原因について書かれているのは第三段落だから、そこから第三段落から探してくればよい」ということがすぐにわかるはずです。

長い文章の中から答えに当たる部分を探してくるので、この辺りに書いてあるだろうと推測して探してくることが大切なのです。

物語文は、感情を表す言葉や行動に注目

物語文の場合は、場面ごとに出来事や登場人物の心情の変化をまとめてみると良いでしょう。その時、「いらだつ」「かんしゃくを起こす」「投げつけた」「ぷいと横を向いた」(この場合は、怒っているということが読みとれる)など、感情を表す言葉や行動などに着目するのがポイントです。

また、「いらだつ」という言葉が「心が落ち着かない」「いらいらする」などの気持ちを表す言葉であることを知っていることも大切です。つまりは、語彙力をアップすることが大切です。

国語力は語彙力がなければ上がりません。語彙力アップは、わからない言葉があったら辞書を引いたり、ドリルなどを購入してたくさん問題を解いたりするなど、地道な努力が大切です。

国語では、こうしたことができないと、当てずっぽうや思いこみで答えを書く羽目になるので注意しましょう。

国語力を上げるための勉強法、まだまだあります。