勉強ができる人はどこが違うのか?

幼児期に学習習慣をつけると…将来の学力を決める!(写真は勉強する女の子)

毎日勉強すれば勉強ができるようになる

幼児から高校生まで接してみて感じることがあります。勉強ができる子とそうでない子の違いです。できる子は毎日きちんと学習をしていますが、そうでない子はやったりやらなかったり、あるいは全く家庭学習をしていないのです。

勉強する子が伸びて、そうでない子が伸びないのは当たり前です。よく引き合いに出される、ヤンキースのイチローは毎日基礎練習を欠かさないし、用具の手入れを欠かしません。やるべきことをきちんとやる、それができる人が実績を作れるのです。

現代は教育熱心な家庭が増えて、幼児の内からなにかしら学習をさせています。しかし、それが継続的にできているでしょうか。通信教育を始めたけれども、気が向いたらやるが、そうでないとやらないので、ためてしまいやめることになる。

あるいは「これは良い」と聞いた教材を買ってきて与えるけれども、次々と新しい教材に取り替えて、全部中途半端で終わってしまうのではありませんか?

毎日毎日続けて勉強することが習慣にできた子は、365日の積み重ねで着実に学力が身につくのです。

では、その学習習慣はどのようにしたら養われるのでしょうか?
 

幼児期に学習習慣をつけるには?方法とアドバイス

簡単なペーパー学習で十分

簡単なペーパー学習で十分

幼児期には良い習慣を身につけさせることから始めましょう。いきなり勉強させるのではなく、自分の身の回りのことをきちんとできるようにする、つまりセルフマネージメントの力をつけるのです。

たとえば、朝起きたらきちんと挨拶ができるようにします。一日の始まりにけじめがつけられるということは、遊びと勉強でスイッチが切り替えられるようになることです。

家に上る前に玄関のくつを揃えられるということは、身の回りのものをきちんと整理できることにつながります。勉強する環境を整えることができる子になるのです。まずは、こうした勉強以前の生活で正しい習慣を身につけましょう。

次に、よく歩かせることです。これは脳研究の草分けである久保田競先生の受け売りですが、ヒトは歩くことによって脳が進化したと考える学者が増えているそうで、子どもをしっかり歩かせるのは、知能の発達にも良い影響を与えるそうです。しかも体力がついて一石二鳥。

こうした基礎ができて、やっと勉強の習慣を養う段階にたどり着きます。勉強は、言葉を通じて行われますが、日常会話の言葉だけでは不足します。絵本をたくさん読んでやり、言葉の数と運用する力をつけてやります。自分で読めるなら、どんどん読ませます。最低でも1日1冊は読みます。

同時に、日常で様々な体験をさせながら、ペーパー学習も始めます。簡単なもので良いのです。内容はお子さんの好き嫌い、向き不向きに合わせれば良いでしょう。ここでは、毎日決まった時間に勉強することが目的です。

食後の歯磨きのように、例えば入浴前にプリントをしないと、なんだか落ち着かず気持ち悪いと感じるように習慣化するのです。夏休みもお正月もやる。旅行先にも持って行ってやる。病気ぐらいしか例外はなしとする。1日1枚でも2枚でも良いのです。時間は5分でも10分でも構いません。毎日継続することが重要です。

こうすると、子どもは病気の時ですら「お勉強する」と言い出すようになります。そうなったらもう大丈夫。小学校、中学校と家庭学習する習慣ができあがっています。

これが小学校高学年になって、教科の内容が難しくなってきたから、家で学年掛ける15分間の勉強をしなさいと急に言われても無理です。それまでやっていないのですから。

無理しなくてもできる幼児から低学年の内に、家庭学習の習慣化をしてしまいましょう。これに成功すれば、お子さんの将来の学力の基礎は十分です。

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