薬でシミが薄くなる!?
トラネキサム酸は薬としての長年利用されてきた成分 |
普段はサプリメントのレポートですが、『飲むだけでシミが薄くなる』と聞いて、放ってはおけません。今回は、トランシーノを開発した第一三共ヘルスケアに、お話を伺いました。
どんなすごい成分が開発されたの?って気になりますが、実はトラネキサム酸は、『昔からあったけど、今新しい薬として注目されている成分』なのです。早速、トランシーノの中身に迫ってみましょう。
---トランシーノに入っているトラネキサム酸とは、どんな成分なんですか?
トラネキサム酸は、アミノ酸の一種で、慢性ジンマシンなどの皮膚の炎症を抑える薬として病院で処方されてきました。市販薬の中にも使用しているものもあって、ノドの腫れや痛みを抑えるタイプの風邪薬に含まれていることもあります。
トラネキサム酸が肝斑(かんぱん)というシミに作用することが始めて報告されたのは1979年で、実は、最近は肝斑の治療法として専門書にも記載されているのです。
全てのお医者様が知っている治療法とまではいきませんが、美容を専門としている皮膚科の中では、『肝斑ケアにはトラネキサム酸』というのはよく知られている治療法だったのです。(※但し、トラネキサム酸の肝斑への効能は医療用医薬品では認められておりませんので、保険適用外となります。)
続いて、トラネキサム酸が働く仕組みと上手な飲み方
肝斑の見分け方は皮膚科美容外来医に聞く!肝斑(かんぱん)で