暮らしのマナー/訪問マナー

義実家への帰省に…おすすめの手土産、添える言葉

義実家(夫の実家)への年末の帰省は、いろいろ気遣うことも多いですね。「手土産に何を持っていこうか」「何と言って渡そうか」などの疑問を解決し、さらに、「さすが!」と言われる、賢く美しい立ち居振る舞いについても触れて参ります。

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド

義実家への帰省、手土産の上手な選び方は?

義実家への帰省におすすめの手土産

十分考えて、喜んで頂ける手みやげをお持ちしたいですね

年末年始の帰省の日程も決まった頃でしょうか。帰省は 、いろいろ気遣うことも多いですね。「何を持って行こうか……」「何と言って渡そうか……」などの疑問を解決し、更に、「さすが!」と言われる、賢く美しい立ち居振る舞いについても触れて参ります。

帰省先の家族構成や、年齢層によっても異なりますが、全員で楽しく召し上がれるものがあれば、場も和みますね。手みやげの選び方とポイント、また、美味しく召し上がって頂けるサーブのコツをお伝えしましょう。
 
<目次>
 

男性にもウケの良い手作りお菓子の手土産

義実家への帰省、手土産の上手な選び方とは?

日持ちするジャムもおすすめです

カリスマパティシエのお菓子や、有名百貨店で購入したものをお持ちするのも良いですが、手作りのお土産は、ご家族としての「心」や「愛情」が伝わります。今回の帰省土産は、ぜひ手作りにトライなさってみては?

■パウンドケーキ
中に入れるものやトッピングは、お好みや年齢に合わせてチョイスしてみて下さい。大人だけなら、ブランデーをたっぷり染み込ませ、甘さを抑えたものも、あなたのセンスと心遣いが感じられます。

■アップルパイ
お子さまはもちろん、ご年配の方や男性にも根強いファンが! 意外にもお義父さまがお好きだったりしませんか? 熱々に温め、横に冷たいアイスクリームを添えると格別ですね。お義父さまやお義母さまがご存じなかったら、ぜひお勧めしてみて下さい。

■ジャム
日持ちの点では定番ですね。お正月が過ぎても美味しく味わって頂けます。

お子さまとご一緒に作られるのはいかがでしょうか? 「ぼくがイチゴのへたを取ったよ!」「わたしがずっとかき混ぜたのよ!」 のかわいい言葉を聞いたら、おじいちゃまもおばあちゃまも更に喜んで下さるでしょう。
 

おせちにも加えられる手作りの一品を手土産に

義実家への帰省、手土産の上手な選び方

めずらしい白い重箱は、お料理が映えます。

年末は、おせち作りで慌しく、また年始も、お雑煮の支度や後片付けなどで、女性は意外とゆっくりできないものですね。そんな時、お子さまからご年配の方までに好まれ、そして、メインディッシュの前に登場する、繋ぎの一品にもなってくれる品は大変助かります。

■ミートローフ
お子さまがいらっしゃるのでしたら、ミートローフを切り分けた時に楽しめるよう、中にうずらの玉子など入れてみてはいかがでしょうか? お孫さんの笑顔が、おじいちゃま、おばあちゃまにとって何よりの幸せなのですから!

■テリーヌ
サーモン、海老、蟹、ホタテなどのシーフードや、色の綺麗なほうれん草、パプリカなどの野菜、また、きのこ類など、素材によっていろいろ楽しんで!

■ローストポーク
「できればミディアムレアのローストビーフを焼いてお持ちしたいけれど、日持ちが…… 」という方にお勧めです。意外と簡単にできてしまうので、マスタード味、柚子醤油味、胡麻味、バジル味など、ソースを何種類か作ってお持ちするのも、「できるミセス」の印象です!

せっかく心を込めて手作りした、お菓子やお料理。タッパーやホイルに包んでそのままお渡しするのでは、お洒落感ゼロ! 今年は、風呂敷で包んでお持ちしてみませんか? 手から手へ渡した瞬間から、あなたの「まごころ」と「上品なセンス」で喜んで頂きたいものです。
 

手土産を一層輝かせる、添える言葉とは

義実家への帰省、手土産の上手な選び方とは?

お子さまのクッキング場面はぜひ撮影して! ご覧になったご両親の喜びも倍増しますね


ただ「これ、どうぞ」 とお渡しするのでは、大人の女性としてNG。「何をお持ちしたら喜んで下さるか」 と一生懸命考えるところから、お渡しする時に添える言葉で、より一層素敵なおみやげとなってくれます。

■「何が良いか、ずっと考えたのですが……」
離れていても、自分達のことを考え、喜ぶ姿を想像してくれる人がいることを、さり気なく伝えたいですね。

■「〇〇がお好きだと聞いていたので……」
ご自分の好みを知ってくれているのは、どなたにとっても嬉しいことですね。恩着せがましくならないように、サラッとお伝えしたい言葉です。

■「〇〇がお手伝いしてくれたんですよ」
お孫さんも一緒に作ってくれたら、おじいちゃま、おばあちゃまにとって、何より嬉しいおみやげとなることでしょう。もし失敗作が出来上がったとしても、かえって「ご愛嬌」となり、微笑ましいですね! お子さまの奮闘している姿を撮影して、プレゼントしても記念になります。

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