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「食べ放題」もアリ!レストランの英単語(2ページ目)

「バイキング」は和製英語だということをご存じでしたでしょうか。レストラン選びからメニューを読み解くコツまで、海外旅行でレストランに行くときの基本的な単語を紹介します。

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

メニューの英語を攻略しよう!

beach
buffetまたはall you can eat。「バイキング」とは言わないので要注意
海外でちゃんとしたレストランに行ったら、「前菜」「メイン・ディッシュ」から1品ずつ選んでいきたいですね。「前菜」はメニューにはappetizerまたはstarterentreeとして載っています。フランス語ではhors d'oeuvre(オードブル)で、英語のメニューでも、ときどきそう書かれていたりします。

気をつけてほしいのは、appetizerには「食前酒」の意味もあること。また、entreeは「メインディッシュ」を意味することもあり、メニューのentreeの次はもうdessert、ということもよくあります。

「メイン・ディッシュ」はmain dishでもいいのですが、chicken、seafoodなど、種類別に記載していることもよくあります。また、いくつかの種類の料理がセットになっているのをcombinationまたはplatterという名で出していたります。

「飲み物」はbeverageで、飲み物のメニューが別になっていたら、Can I have the beverage menu?(飲み物のメニューをもらえますか?)のように頼んでみましょう。アルコール以外の定番ソフトドリンクは「ソーダ水」で、よくsodaまたはlemonadeと呼ばれ、メニューにはCoke、Fanta、Spriteなどが載っています。mineral waterstill(炭酸なし)かsparkling(炭酸あり)か、注意してみましょう。

メイン・ディッシュの選び方としては、食材もさることながら、その料理法がポイントとなってきます。例えば、肉でも魚でも、このように調理されているものがあります。

roasted [ロウステド]  表面をあぶって焼いた
grilled [グリルド]  網で焼いた
*グリルを使い網の上で焼いたもの。broiled [ブロイルド]とも言う。
baked [ベイクト]  オーブンで焼いた
*お菓子やピザ、ジャガイモなどをこの方法で調理する。
fried [フライド]  油で揚げた
*鉄板などで焼いたものもfriedと言います。
pan seared [パンシアード]  (フライパンで)焼いた
*searedだけだと「たたき」の意味でも使われる。
sauteed [ソテード]  (フライパンで)いためた

これらとchicken、salmon、veal(子牛肉)などを組み合わせると、だいぶ選びやすくなるはずです。

さらに、メニューにはsideまたはside orderというサイド・ディッシュのコーナーがあり、そこにFrench fries(フライドポテト)やcaramari(イカのリング揚げ)などが入っていたりするので、たくさん食べたい人はどうぞ。

なお、日本語で言う「ビュッフェ形式」はbuffet [バフェイ] と言い、「食べ放題」はall you can eatと言います。アメリカでは寿司のall you can eatもよく見かけるので、今度の旅行で試してみては?

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