ホテルをチェックアウトするときは、Check out, please!でOKと思っていませんか? 実は、尋ねられることや言うべきことが意外とあるのです。払わなくていい料金を払ったりすることなく、上手にスマートにチェックアウトするための表現を見ていきましょう。

冷蔵庫のドリンクを飲んだときは?

ホテル  
室内に用意されているスナック類も有料です
チェックアウトの朝は、まず荷物をフロント階に降ろさないといけませんね。廊下に出しておくと自動的に持って行ってくれることもありますが、早朝の出発などでは、フロントに電話して、荷物を取りに来てくれるよう頼むことになります。「面倒だから」と自分で持って降りようとする人もいるかもしれませんが、高級なホテルでは、これは厳禁。ホテルのスタッフがやるべきことは、スタッフにまかせましょう。

We're checking out. Could you please take our luggage down?
(ウィアチェキンアウト。クドュープリーズテイカウアラギヂダウン/チェックアウトします。荷物を下に持っていっていただけますか)

さて、フロントに降りてルームキー(またはルームカード)を渡すと、宿泊中に利用したサービスについて、こんな風に聞かれたりします。

Did you make an international phone call?
(ディドューメイカンィンターナシャナルフォウンコール/国際電話をかけましたか)

Did you have anything from minibar?
(ディドューハヴエニスィンフラムミニバー/ミニバーの中のものを何か召し上がりましたか?)

minibarとは、飲み物が入っている部屋備え付けの冷蔵庫のことです。ここに入っているものを飲んだときは、チェックアウト時に支払いをします。部屋の中にminibarの料金が書かれているものがあるので、飲む前に確認しておきましょう。

これらの質問に対する答えがYesであれば、フロントの人がくれるcheck(米)/bill(英)(勘定書)でdetails(明細)を確認するようにしましょう。万が一身に覚えがない課金があったら、その部分を指差しながらこう尋ねます。

I didn't use this. Could you see that again?
(アイディドゥントゥーズディス。クドューシーザタゲン/これ使っていません。もう一度確認していただけませんか?)

私の過去の経験では、テレビのリモコンをあれこれいじっていていつの間にかpaid adult TV channel(有料のアダルトテレビチャンネル)に入ってしまったことがあるらしく、フロントでDid you see the adult TV channel?(アダルトテレビチャンネルを見ましたか?)と聞かれました。そのときは、自分がそんなものを利用したという自覚すらなかったので、こう答えたのです。

I even don't know how to see it.
(アイーヴンドノウハウトゥシート/どうやって見ればいいかもわかりません)

このときは幸いにしてフロントが寛容で、no charge(チャージなし)にしてくれました。

また、別のところで有料のインターネット接続に、間違えて多めに申し込んでしまったことがありました(室内にあるLANケーブルで接続すると、パソコン上に申し込み用画面が現れ、希望の日数分申し込むのです)。そのときは、チェックアウト時にこう説明しました。

I signed it up 1 day extra by mistake.
(アイサインディタプワンデイクストラバイミステイク/間違えて1日余計に申し込んだんです)

これはコンピュータによる自動加算になっていて、あいにくフロントでのcancel(取り消し)はかないませんでした。

最後のひとことまでスマートに

ロビー
ロビーでは、頼めばお茶を持ってきてくれることも(もちろん有料ですが)
ホテルの支払いの際ですが、チェックイン時にクレジットカードの番号を教えていたら、こう聞かれるかもしれません。

Could we charge it on your credit card?
(クドゥイーチャーヂトンュアクレディトカード/クレジットカードに課金してよろしいですか)

OKであればYesですが、もし現金で払うのであれば、こう言いましょう。

No, we'll pay by cash.
(ノウ、ウィルペイバイキャシュ/いいえ、現金で払います)

精算が済むと、フロントの人がこんな風に言ってくることがあります。

Thank you for staying with us. We hope you will come again.
(サンキューフォステインウィザス。ウィホウプュールカマゲン/ご宿泊ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております)

答え方は、例えばこうなります。

We had a great time. Thank you. Have a nice day.
(ウィハダグレイタイム。サンキュー。ハヴァナイスデイ/楽しかったです。ありがとう。よい1日を)

このHave a nice day.が使えるのは、だいたいお昼ごろまで。あとはHave a good afternoon.(よい午後を)とかHave a good evening.(よい晩を)など、適宜調整してみてください。

ドアのところには、さらに送り出してくれるdoor person(ドア係)が待っています。

Would you like to take a taxi?
(ウドューライクトゥテイカタクシ/タクシーに乗りますか?)

こう聞かれたらTo the airport.(空港へ)とドア係に伝えると、その係の人が、タクシーの運転手に行き先を告げてくれるので、Thank you.のひとことを忘れずに!

西洋式のサービスでは、日本よりも係の人とのやりとりが多いような気がしますが、慣れてくると、いつも同じことを言っていればいいことがわかります。客としてスマートに振る舞うことができれば、「このお客様はわかっている」と、ホテルの側も丁寧な対応をしてくれるはず。今度のホテルライフでは、ちょっとした一言で差をつけられるようになりましょう!

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