ゴルフで役立つ英会話!
雄大な景観も海外ゴルフの魅力
「ティータイム」は始まりの時間
まず、「ゴルフ場」はgolf courseでOK、メンバーではなくても誰でも利用できるところは、一般にpublic golf courseと言います。海外でプレーするときも、やっぱり予約は必要です。「スタート時間」はtee time と言うので、「スタート時間を予約したいんです」は、こうお願いします。
I'd like to book a tee time.
(アイドライクトゥブクァティータイム)
このteeはもちろんtea(紅茶)ではなく、ゴルフの「ティー」のことですね。bookはmake a reservationと同じ「予約する」です。なお、ゴルフでは人数を-someと数えるので、「2人です」はTwo people.ではなくTwosome.と言います。
プレー料金はgreen feeと言い、料金の尋ね方はこうなります。
How much is the green fee?
(ハウマチィザグリーンフィー/プレー料金はいくらですか)
海外では、一般の人がプレーするときにcaddy(キャディ)さんがつくことは、あまりありません。その代わりcart(カート)を使うことが多いので、cart fee(カート料金)を尋ねるのを忘れずに! それも、electric cart(電動カート)とpull cart(手押しカート)の2種類あったりします。
ゴルフ場に着いたら、pro shop(プロショップ)と呼ばれるところで受付します。「練習」のことはpracticeというので、本番前にちょっと練習してみたい、というときは、こんなふうに聞いてみましょう。
I'd like to do some practice.
(アイドライクトゥドゥサムプラクティス/練習したいのですが)
「ナイス・ショット」は和製英語
道具の名称はほぼ日本語と同じなので、ご安心を
hit hard/soft
(ヒトハード/ソフト/強く/弱く打つ)
make an air shot
(メイカンエアシャト/空振りする)
over-run the green
(オウヴァランザグリーン/グリーンをオーバーする)
clear the water
(クリアザウォーター/池を越える)
get in the cup
(ゲティンザカプ/カップに入る)
さらに、日本人にとって恐らく一番大変なのが、一緒にコースを回る人と言葉を交わす場面。現地の人と一緒のグループになることが多いのですが、軽いあいさつくらいは交わしたいものです。
Nice weather.
(ナイスウェザー/いい天気ですね)
It's a good day to play golf.
(イツグデイトゥプレイゴルフ/ゴルフをするにはいい日ですね)
「私は日本から来た観光客です」とか「下手ですみません」などといちいち説明する必要はありません。最初は差しさわりのないあいさつ程度のやりとりをして、話しやすそうだな、と思ったらWe're from Japan. Do you live near here?(私たちは日本から来たんです。お近くにお住まいなんですか)というくらいは聞いてみてもいいでしょう。
また、コース上で相手のプレーをほめたり励ましたりするのは、とても大事。ちょっとしたひとことで、気持ち良くコースを回ることができます。例えば、こんな表現を覚えておくといいでしょう。
Good shot!
(グドシャト/ナイスショット!)
Nice try!
(ナイストライ/惜しい!)
It's on/in!
(イツオン/イン/乗りました/入りましたね!)
Perfect!
(パーフェクト/カンペキ!)
Nice shot!は和製英語なので、要注意です。Nice try.は「(失敗はしたけど)よくチャレンジしたね」というニュアンスで「惜しい」という意味になります。ちなみに「ボールが行くから危ない!」というときに使う「フォア!」は、英語でもそのままFore!と言います(イギリスの古い軍隊用語から来ているようです)。
自分がほめられたときは、Thank you.と答えておけばいいのですが、英語にもちょっと謙遜する、こんな言い方があります。
It's a fluke.
(イツァフルーク/まぐれですよ)
そして最後はこんなふうに言えば、楽しくプレーを終えることができそうですね。
We had a great time today. Thank you.
(ウィハダグレイタイイムトゥデイ。サンキュー/今日は楽しかったです。ありがとう)
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