「何のための入国審査か」を理解しておけば英語の質問への回答も楽に

入国審査での英語フレーズ集!

入国審査での英語フレーズ集!

入国審査の目的は、違法に入国したり不法労働をする可能性のある人を見分けることです。観光目的であり短期間で出国することが明らかであれば問題になることはまずありません。

下記は、よく聞かれる質問とそれに対する答えの例です。表現はこれ以外にもいくらでもありますが、注意して聞く単語および回答の中心となる単語を太字にしてありますので、これが伝わるように心がけてくださいね。

なお、家族で旅行している場合は入国審査も家族単位で行います。また、滞在中どこに泊まっているのかは必ずと言っていいほど聞かれますので、ステイ先のホテルの名前もしくは住所はすぐ出せるようにしておきましょう。

<質問1>
Purpose of visiting xxx? “
「xxx(国名)訪問の目的は何ですか?」

“What is the nature of the visit? ”
「(この国の)訪問の理由は?」

“Are you here for business? “
「仕事でいらしたのですか?」

<回答1>
“I am here as a tourist.”
「観光客として来ました」

“We are here for vacation. “
「休暇で来ました」

”I’m visiting a friend.”
「友達を訪ねに来ました」

“No, I’m here for pleasure.”
「いいえ。遊びにきました」

会議や展示会などの商用の場合は『ビジネス』目的ですが、あくまでも日本での仕事がベースの出張なので"I'm here for business." と答えてしまってもOK。労働ビザを持たずに訪問先の国で新しく『仕事を探す』こと、一定期間以上滞在することが問題なので、それに当てはまらない場合はとがめられることはありません。

<質問2>
Where are you staying? “
「どこに滞在される予定ですか?」

“What is the (local) address during your stay? “
「滞在先の住所は?」

<回答2>
“I am staying at the xxx Hotel.”
「xxxホテルに泊まります」

“ I am staying with a friend who lives in xxx.”
「xxx(地名)に住んでいる友人の家に泊めてもらいます」

まだ滞在先などを決めていない場合でも「決めていない」と言うと怪しまれる可能性があります。泊まる可能性のあるホテル、泊まりたいホテルなどは少なくとも事前に調べておいて、その名前を言いましょう。予約を入れているかどうかまでチェックはされないので大丈夫です。

 <質問3>
Where will you be visiting?
「どこを訪れる予定ですか?」

<回答3>
San Francisco and Los Angeles.
「サンフランシスコとロサンゼルスです」

ここで聞いているのは、どこの都市を訪問するかということ。国外に出る可能性があるかどうかがポイントです。たとえばキューバを目的地としている場合、アメリカで入国許可が下りないケースなどもあります。

<質問4>
How long will you be staying? “
How many days will you be staying? “
「どのぐらい(何日間)滞在の予定ですか?」

<回答4>
One week.”
「一週間です」

“We will leave on the 25th of this month.”
「今月25日には帰国します」

<質問5>
How much cash are you bringing into this country? “
「どのぐらい現金を持参していますか?」

<回答5>
“I have about $1,000.“
「1000ドルほどです」

各国ごとに現金持ち込みの上限が定められているので事前にチェックしておきましょう。あまり多額の現金はマネーロンダリングを疑われるため、不必要に多くの現金を持ち込まないようにするのがよいでしょう。トラベラーズチェックは現金とみなされますが、安全のためにはこちらが無難ですね。

<質問6>
“Do you have a return ticket? “
「帰りのチケットを持っていますか?」

<回答6>
Yes.“
「はい(と実際にチケットを見せる)」

ビザなし渡航において答えは”Yes” 以外にはあり得ないと思っておいて間違いないでしょう。入国時に第三国への出国チケット(日本への帰国チケットを含む)を購入している必要があります。
 

アメリカではさらに指紋認証と顔写真撮影あり

これらの質問にパスすれば入国許可が下りるわけですが、アメリカでは2010年ごろから市民以外は全員、10本すべての指の指紋と顔写真を撮影するというプロセスが実施されています。急に指示をされて一瞬何のことを言っているのか分からない、ということがないためにも、下記を参考にしてくださいね。

“Put your right / left thumb on the screen.“
「右(左)の親指をスクリーンの上に置いてください」

“Now put the other four (fingers on the screen).“
「残りの4本(の指)を(スクリーンの上に)置いてください」
 
入国審査が終わり"ADMITTED(承認)" と書かれたスタンプをもらったら無事通過(アメリカ)

入国審査が終わり"ADMITTED(承認)" と書かれたスタンプをもらったら無事通過(アメリカ)

当然、"残りの4本" と言えば、撮影した親指と同じ側の手の指のことです。こうやって指紋認証だけで合計4回行われます。

ちなみに、指紋は"fingerprint" で間違いではないのですが、このような場所では学術用語の"biometrics"(バイオメトリックス=指紋だけでなく、声紋そのほかの身体的特徴により本人確認を行う認証方式のこと)が使われることが多いので知っておくと便利。さて、指紋のあとは顔写真の撮影です。

Stand in front of the camera and look up.“
「カメラの前に立ってカメラの方を見(上げ)てください」

当たり前ですが、笑顔を作る必要はありません。このあと、『入国可』のスタンプをパスポートに押してもらえば終了です。ほっとひと安心ですね。

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