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英語で観光ツアーに申し込んでみよう! 会話例を紹介

ホテルのフロントや、旅行代理店で英語を使って「○○へのツアーはありますか?」と尋ねてみましょう。海外で現地発の観光ツアーを使うと、効率よく行動できそう。ツアーを使えばタクシーより割安、ガイドさんや同じツアーの人との会話も楽しめるかも。

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

英語で観光ツアーに申し込むには?

英語で観光ツアーに申し込む

英語で観光ツアーに申し込む

個人旅行でぜひ活用したい、現地発の日帰りバスツアー。日本のようにガイドさんが手取り足取りというわけではなく、もっと気楽に行動できる感じ。公共の交通機関では行きにくいところも、ツアーを使えばタクシーより割安、ガイドさんや同じツアーの人との会話も楽しめるかもしれませんね!
 
<目次>
 

「何時に戻ればいいんですか」は何という?

ナイアガラの滝はツアーで行くと便利

ナイアガラの滝はツアーで行くと便利

申し込みはホテルのフロントや街角の旅行会社で。まずは、こんなふうに言ってみましょう。

■I’d like to take a tour to Niagara Falls.
(アイドライクトゥテイカトゥアトゥナイアガラフォールズ/ナイアガラの滝へのツアーに参加したいんですが)

旅行会社の店頭には、Bus Tour to ○○(○○へのバスツアー)、Day Trip to ××(××への日帰り旅行)のように張り出してあったりするので、それを参考にしましょう。ツアーの詳細については、こんなふうに確認します。

■Is tomorrow’s tour available?
(イズタモーロウズトゥアアヴェイラブル/明日のツアーは空いていますか)

■What time does it start?
(ワタイムダズィトスタート/何時に出発するんですか?)

■Where does the bus leave?
(ウェアダズザバスリーブ/バスはどこから出るんですか?)

「出発時間」とか「集合場所」という日本語にとらわれずに、What timeやWhereを使うのがポイントです。さて、いざバスに乗ったら、次に停車する場所や、休憩時の戻る時間を確認してみましょう。

■Where is the next stop?
(ウェアリズザネクストストプ/次にどこに止まりますか?)

■What time should we be back?
(ワタイムシュドウィビバク/何時に戻ればいいんですか?)

日本のツアーのように、「隣の席の人はいますかー?」なんてやってくれませんから、必ず予定時間より早めにバスに戻るようにしたいですね。
 

会話例で確認!

ビクトリア
カナダのビクトリアの街も、人気のツアースポット
ホテルのフロントや旅行会社の店頭で、こんな風に言ってみましょう。
あなた:I’d like to take a tour to Victoria.
(アイドライクトゥテイカトゥアトゥヴィクトーリア/ビクトリアへのツアーに参加したいんですが)
係員:We have a day trip every day. You’ll visit Legislative Buildings and Butchart Gardens.
(ウィハヴァデイトリプエヴリデイ。ユールヴィジトレヂスレイティヴビルディングズアンブチャートガードンズ/日帰りツアーが毎日あります。州議事堂とブチャートガーデンに行きます)
あなた:Is tomorrow’s tour available?
(イズタモーロウズトゥアアヴェイラブル/明日のツアーは空いていますか)
係員:Sure. How many people?
(シュア。ハウメニピープル/はい。何名様ですか)

ちなみに日本語の「ツアー」は旅行会社主催のグループ旅行のことですが、英語のtourは単に「ぐるっと回る旅行」のこと。旅行会社のツアーであることを明らかにするために、group tour、arranged tourと言うこともあるので、気をつけてください。
 

【恥かき失敗談】ツアーガイドの特別講義! その中身は?
その昔、中東のほうのとある国でバスツアーに参加したときのこと。参加者の中で日本人……というかアジア人は私ただ一人。几帳面そうなツアーガイドさんは、私にすごく気を使っていました。

とある教会の跡で降りたとき、フランス語・ドイツ語・英語を流暢にあやつるそのガイドさんは、私に向かって「何語で話したものか……」という顔をしながら、とりあえず英語でThis is a house for Christians.(これはキリスト教徒のための家です)と話し始めました。いったい何を言おうとしているのかと思ったら、Christianity was started by Jesus Christ ...(キリスト教はイエス・キリストが始め……)と続きました。なんとその人は、私にキリスト教とは何かを説明しようとしていたのです! 東洋の小国から来た私には、キリスト教なんてはるか遠い世界の話に違いないと思ったのでしょう。

欧米人なら平然とI know all about it.(それなら知ってます)と言えるのでしょうが、そこは日本人の悲しさ、最後まで耳を傾け、ニコニコとThank you.とか言ってしまったのでした。

あそこでI know. How old is this church?(わかってます。この教会はどれくらい古いんですか?)なんて言えたら、もっと違う展開が待っていたのではないかと思うのですが。やっぱり英語を話すときには言葉だけでなく態度が大事、とそのときつくづく感じたのでした。

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