フランス語/フランス語アーカイブ

フラ語の「リエゾン」ではもう悩まない!(3ページ目)

フランス語を学ぶ際に忘れてはならない発音の規則リエゾン(連音)。あなたは、リエゾンの必須箇所、禁止箇所についてきちんと理解できていますか?しっかりマスターしてフラ語との適切な「関係」をめざしましょう。

越智 三起子

執筆者:越智 三起子

フランス語ガイド

1.成句はリエゾンする。

miano
シャンソンで自然に覚えよう!
1の正解は、nuit et jour(ニュイテ ジュール)でリエゾンする。locutions figées(ロキュシオン フィジェ/成句)や mots composés(モ コンポゼ/合成語)はリエゾンするのが基本です。

2.有音のhの前はリエゾンしない。

2の正解は、les héros (レ エロ)はリエゾンしない。les hommes(レゾム)はリエゾン「する」です。フランス語のhには、h muet(アッシュ ミュエ/無音のh)と h aspiré(アッシュ アスピレ/有音のh)があり、多くはh muetですが、h aspiréの場合にはリエゾンします。この場合、hérosはh aspiré、hommesはh muetの単語。辞書で有音か無音か調べることができますので、単語検索の際に参考にしてください。

3.前置詞+(代)名詞はリエゾンする。

3の正解は、en Italie (アニタリ)でリエゾン「する」です。préposition(プレポジシオン/前置詞) + nom(名詞)=「リエゾンあり」と覚えましょう。

4.副詞+形容詞はリエゾンする。

4の正解は、très intéressant(トレザンテレサン)。こちらもリエゾン「する」です。このadverbe(アドヴェルブ/副詞)+ adjectif(アドジェクティフ/形容詞)のパターンは語の結びつきの強さからいってもわかりやすいですね。

5.日付け、「11」の前ではリエゾンしない。

こちらは、ちょっと難しい問題ですが、日付け・onze(オンズ/11)の前はどちらもリエゾン「しない」が原則です。

ややこしいですが、これらの規則を覚えてしまえばほぼ完璧!余裕ができたら、少しずつチャレンジしてみてください。
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