「フランス人と絶対に友達になりた~い!!」けれど、「どうすればいい?」と悩んでいるあなたに。外国人メル友探しの超有名サイトMultilingual Network主宰者である堺武志さんにご意見を伺いました。ガイドも登録経験のあるこのサイト。「本気でフランス人と友達になる方法」について、ガイドも経験者として、一緒に、まじめに考えます。
「非英語圏」のメル友が探せるサイトマルチリンガル・ネットワーク |
【SOMMAIRE】
非英語圏限定の「マルチリンガル」とは?…1P
経験者に学ぼう!「相手探しのコツ」…2P
最大の武器!「対等」な関係…3P
メール交換の醍醐味…4P
マルチリンガルが「非英語圏」なワケ
越智:まず最初に聞いておきたかったことなんですけど、どうして「非英語圏」に限定されたのですか? 実は、私が「マルチリンガル」に登録した最大の理由は、この4文字だったので(笑)。
堺:
インターネットが普及する前に、一度フランスに留学経験があるんです。その時、クラスにいる韓国人、ドイツ人、スペイン人などに片言の言葉で話しかけたら通じて楽しかった、という経験があって。いろんな国の言葉をしゃべれるといいなって。で、英語はというと、アメリカという国がどうも虫が好かないんです。あと、「国際社会=英語」と決め付けたがる日本の風潮も。「非英語圏」は、単に個人的な問題です。
「フランス語」とか、ひとつの言語にも偏りたくなかったし、「非英語」にして複数言語にすれば、「個人サイト」のままでも、ひょっとしたらたくさんの人を集められるかも知れない、って思いました。
越智:
で、結果として、堺さんの思惑どおりになった。ただ、複数言語ということで運営していく中でいろいろと難しいな~と感じられたことなどおありでしょうか?
実はフランス人にモテている日本人!
実はフランス人にはとってもモテている日本人 |
「日本語を習いたいフランス語圏人」の数は、「フランス語を習いたい日本人」の数よりも圧倒的に多いんです。マルチリンガルネットワークでも、そのため、日本人がアノンスをのせると、フランス語圏人からメールがたくさんもらえます。しかし逆に、フランス人は、数が多すぎて、なかなか日本人からメールをもらえてないんですね。外国人利用者数につりあうくらいの日本人をたくさん集めること、これが発足以来、ずっと最重要テーマです。
越智:
えーっ!もったいない!!実はAll Aboutのガイドをやっていると「フランス人と友達になりたい」と思っている方たちのニーズがものすごく高いと感じることがよくあるんです。完全に、ミスマッチじゃないですか?それって、「モテているのに気付いてない私。」って感じですよね。
堺:
All Aboutさんで、そのようなニーズがあるというのは、とても意外でした。本当にもったいない話です。逆にAll Aboutさんのようなサイトを見つけたいのに、検索すると「マルチリンガルネットワーク」ばっかりひっかかってしまう、って人もいるんでしょうね。
越智:
逆もまた然り。でも「日本人と友達になりたいフランス人」、「フランス人と友達になりたい日本人」が、お互いにすれ違っているということだけは確かなようですね。それでは、せっかくですので「相手探しのコツ」について少しお話を聞かせてください。
次ページは、経験者に学ぼう!「相手探しのコツ」です。