行動をおこした人たちの生の声を聞いてみよう。

kiss
友情から恋愛へ発展するケースも。
越智:
いきなり個人的な体験談で申し訳ないんですけど、じつは、ガイドの自己紹介は、「子持ちの母求む!日・仏の教育問題について語り合いたいです。」みたいな内容でした。そのせいかどうか、男性からの誘惑メールは全くなく残念(笑)でしたが、比較的簡単に、質の高いメル友を見つけることができました。

堺:
越智さんのように、明確な目的とか目標がある人、あるいは自分の人となりをしっかり表現できる方というのは、やっぱりちゃんとした相手が見つかりやすいと思います。最近は、日本語がわかるフランス人も多いので、日本語で自己紹介しても、じゅうぶん通じたりします。

越智:
「自分の人となりをしっかり表現できる」タイプかどうかは、はなはだ怪しいですが、確かに、目的だけは明確でしたよー。私の場合は、ズバリ! フランスに行った際の宿探しという不純な動機でした。(笑)まあ、それはさておき堺さんのご意見をお聞きしましょう。

堺:
正直なところ、「相手探しのコツ」といっても、わたしは、よくわからないです。大事なことは、「とにかく行動してみる」ことだと感じてます。でもこれは、わたしが自分で言っても説得力がない。そこで、サイトの利用者の方に、「相手探しのコツ」についてアンケートしてみました。マルチリンガルのサイトに全文を掲載していますので、ちょっと目を通してみてください。

とにかく無理はしない。自己紹介だって日本語でやってしまおう!

femme
ダイエットも友人作りも無理は禁物!
越智:
みなさん、本当に真摯に回答してくださっていてWeb Master冥利につきるという感じですね~。感動的です。もう、私たちは語る必要なし?(笑)

堺:
本当にありがたい限りです。この場を借りて、お礼申しあげます。

越智:
回答1と回答2はフランス語初心者の方のようですが、やはりはじめての方は、言語の問題が大きいみたいで、英語を使われたり、日本語がわかる相手の場合にはローマ字にするなどいろいろ工夫されているようですね。先ほど堺さんも、日本語で自己紹介もOKという趣旨のお話をされていましたが、「フランス語」にこだわって自分の首をしめてしまうよりは、やはり、最初は、「無理しない!」というのが一つのポイントだと思われますか?

堺:
はじめてもらうフランス語メールと、未知の人と知り合う喜びとで、最初は、ハイになります。と同時に、言葉でつまづく。みんなが必ず通る道です。まったく気にすることではありません。大切なのは、自分はフランス語でどのくらい表現できるか、早いうちに見極めること。背伸びして仏作文をがんばろうとしてたら、だんだんしんどくなります。

越智:
回答4の方が具体的に書いてくださっていますけど、それは、みなさん共通のご意見のようですね。

堺:
初心者の方にも、遠慮なく、フランス語だけのメールが届きます。そんなときは、「フランス語、わかりません」って、「日本語」で、返事すればいいんです。これが、「無理しない」です。そもそも、相手に送る最初のメールを日本語メインにしておけばいいんですよ。メッセージを載せる時も然り。

無理してフランス語メインで自己紹介するから、フランス語のメールをもらってしまう。すると返事が書けなくなる。今、日本人について語るフランスの掲示板では、「日本人にメールを書いても返事来ないよね」って意見をよく見かけます。ご存知ですか?

越智:
それって私のことでしょうか?(笑)

でも、「上達したいから頑張って、フランス語で。」とか、「みんな、上手なフランス語で自己紹介してるから、日本語で書くなんて恥ずかしい。」というかっこつけたい気持ちも確かにわかります。

ですが、この「恥ずかしがらない!」というのが、国際化の第一歩というか、回答5の方の「大胆に、遠慮は無用!」という、日本的メンタリティー脱却のススメにどうやら通じるものがあるみたいですね。

堺:
「恥ずかしがる」というよりは、ほんのちょっとだけ自信や勇気が足りないことがあるんでしょうね。そもそも、外国語を始める動機のひとつには、「新しい一歩を踏み出してみたい」っていうのが、ありますよね。そして、「今度こそは、勇気を出してみよう」って、心の中では思ってる。

だから、そんな方は、習い始めから、いずれ勇気が必要になる時が来るって、頭の中ではわかってるんですよ。きっと。この一歩を踏み出すということは、自分で判断し、自分で行動するということ。ほんの些細なことだけど、当の本人にとっては、大問題。日本の方は、ここで迷ってしまう人が、多いんだと思います。

次ページでは、真の友人関係をつくる最大の武器!「対等」な関係について考えてみましょう。