マイプレートと「とりわけ食器」で快適な食卓
テーブルセッティングが決まっていると、家族も手伝いやすいのです |
1、ランチョンマット
~この上が自分のテリトリー。パンくずを出したり、汚したりしたらこの上の場所だけは自分できれいにして食事を終える習慣を。小さい子ならビニールコーティングしたものを。
2、カトラリー
3、マイプレート
~おかずを取り分けるための自分のお皿。主食以外は洗いものはこれ一枚が基本。
4、マイナプキン
~前回の記事を参考にしてね!
以上が基本。これは食事の準備ができたとアナウンスしたら、子どもたちや家族が自主的にテーブル周辺でセッティングできる習慣にしておくといいですよね。
こうしてセッティングできた食卓に、こんな風に料理を出してみましょう。
使い勝手のいいボウルや大皿があると便利です |
たとえば、こんな付け合せと煮込み料理がメニューの日なら。付け合せは写真のような軽くて扱いやすいおしゃれなボウルに入れて、この中でドレッシングと合えて食卓へ。調理と盛り付けを同じ容器にすることで、洗いものがひとつ減りますよね。こうしてまずは、付け合せのボオルを家族に回して、食べられる分を取り分けます。
ルクルーゼのお鍋は食器にもなるすぐれもの |
順番に料理を出していたら主婦がテーブルにつけない! なんて心配はいりません。お鍋やボウルに料理さえ準備しておけば、それを取りに行くのはパートナーでも子どもでもできること。前菜やサラダを楽しんだあとに「じゃあ、メインのお肉のお鍋を持ってきて!」と食卓を立つのは、パパの役目と決めるのも、食卓の風景が変わっていいものです。
かわいい蓋つきのキャセロールなどがあると保存にも便利です |
こうすると、残るのはボウルやお鍋に残った料理。お皿に盛りつけられたあとに残る料理はどうしても残飯になりがちですが、ボウルやお鍋の中身はそのまま冷蔵庫に直行で保存ができます。この時点で保存容器に入れ替えることもできますが、できれば容器のまま冷蔵庫に入れられればそれだけ洗い物が減ります。
写真は私がフランスでごちそうになったお宅で、つけあわせのにんじんとお豆が入っていた小さなキャセロール。こんな風に食卓に出すことができたら、余ることがあってもポンと蓋をして冷蔵庫に保存しておけます。
残った料理は翌日の朝食になったり、お弁当のおかずになったり。きれいな容器に入っていれば、そのまま再び食卓に登場しても抵抗なくいただくことができますよね。
どうですか、フランス流の取り分け式テーブルセッティング。洗い物や残飯を減らすこともできるし、子どもたちに「残さない」しつけをするためにも、取り入れてみて損はない習慣だと私は思います。そのために、ちょっと使い勝手のいいボウルやキャセロールを探してみるのも、楽しいのでは?
和食の日本の食卓に合わせて、いろいろアレンジしてみてくださいね!
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