以前、夏の記事でご紹介したこれ。真夏のタイマー炊飯で雑菌が繁殖しますよー、とお話したわけですが、さて。では、帰宅後に炊飯の準備を始めればいいのかというと、これも悩ましい。普通に炊飯器を使ってごはんを炊くと40分以上かかってしまいます。おいしく食べるための浸水時間も考えると、小一時間の時間の猶予がないと無理。このために夕食時間がどんどん遅くなってしまうのは、結構つらいものですよね。また、朝起きたらお弁当のごはんがない! なんてことに気づいたときもあせります。忙しい暮らしの中、とにかく短時間でおいしいごはんを炊くための方法があるはずです。
ということで、今回は2回連続で「ごはん早炊き選手権」特集をお送りします。おいしく炊くための薀蓄はあれこれ出回っていますが、とにかく「早く」炊くためのノウハウはあまり目にしないもの。共働き家庭ならではの「早炊き」選手権。まずは1回目をお送りしましょう!
・・・INDEX・・・■ ワーキングマザーの間で話題の「圧力鍋炊飯」■ 共働きに一番オススメなのは鍋炊飯!?


ワーキングマザーの間で話題の「圧力鍋炊飯」

目からうろこの圧力鍋炊飯なら、火にかけているのはたった5分!
目からうろこの圧力鍋炊飯なら、火にかけているのはたった5分!
ももせが、保育園に通う息子を育てながらフルタイムの会社員をしていた頃。先輩のワーキングマザーさんが、こんなことを教えてくれました。
「家に戻ってから一番早くごはんが炊けるのは圧力鍋だと思うの。火にかけている時間はたったの5分なのよ。おかずをデパ地下で買ってきたとか、下ごしらえして焼くだけでいいおかずが冷蔵庫にある時なら、帰宅して20分後には炊きたてごはんで夕食がかこめちゃう。炊飯器を使うより確実に早くおいしいから、一度試すとやめられないの」。

私よりもずっと忙しい職場環境で働いている彼女のオススメには、説得力がありました。当時、さっそく炊飯を圧力鍋に切り替えてしまったわが家。圧力鍋での炊飯は簡単で失敗が少ないのも魅力です。

お米を計って分量の水(またはお湯)とともにお鍋に入れます。
お米を計って分量の水(またはお湯)とともにお鍋に入れます。
お米は研いで使ってもいいですが、忙しいときには無洗米が便利。メジャーで計って、分量の水を入れるだけでいいので、大幅な時間短縮ができます。無洗米は最近とてもおいしくなっているので、ぜひ試してみてくださいね。
たとえば200ccのカップで1杯のお米なら、水は230cc前後。これはお好みで。本来なら20分ほど浸水させるのが理想的ですが、この時間が取れない場合、ポットに温かいお湯が残っているようだったら、水のかわりにお湯を使ってみるのも手。浸水効果が高まり、短時間での炊飯が可能になります。

炊きあがりはもちもちと腰のあるおいしさです。
炊きあがりはもちもちと腰のあるおいしさです。
しっかりと蓋をして強火にかけます。しばらくするとシュシュッと蒸気口から蒸気が噴き出しはじめます。こうなったらタイマーを5分セットして火力を中火に弱めます。お米は何合炊いても時間は5分です。

5分のタイマーが鳴ったら、火を止めます。圧力鍋の内圧が下がって蓋が開けられるようになるまで、そのまま放置。圧力鍋で炊いたごはんは、炊飯器などで炊くよりももっちりと腰がある仕上がりになります。おこげができることも。好みが分かれるところですが、短時間でもおいしく炊ける強みは捨てがたいもの。水加減、火加減、時間のさじ加減は、圧力鍋のサイズやガスコンロの火力、お米の種類などでも多少の差が出てきます。何度かトライして、わが家にぴったりのころあいをみつけてくださいね。

次のページでは、スイッチひとつで自動でごはんが炊けてしまうガスコンロやIH調理器を使っての炊飯方法をご紹介していきましょう。