味噌汁の素を簡単手作り
今回は、簡単に家で手作りできちゃう即席味噌汁をご紹介! 時間のあるときにまとめて作っておけば、家族が各自、食卓でお味噌汁を作っていただくことができます。ちょっとお椀物が欲しいときにも便利。小分けにしてトースターで炙ってから保存しておくと、お弁当に持参することもできますよ!
簡単手作りの「ももせ式 即席味噌汁の素」。ぜひ試してみて。
味噌汁の素を簡単に手作りして、食卓おばけに負けるな!
味噌汁の素を作って食卓おばけに負けない
そして、「子たちと食卓を囲み、その日にあった出来事を話しながら食事を楽しむ」とか「ひとりで朝食を食べさせてはいけない」とか、ああ、もう話し出したらきりがないほど出てくる、こうした「食卓の掟」のようなもの。
でもね、実際には忙しい日々の中、そこまできちんとすべてはできなくて当たり前なんです。もちろん、食生活をちゃんと維持することは大切だけれど、必要以上にこうした「食卓おばけ」を抱え込んでいては、時間も足りないし、何よりストレスもたまります。
以前、漫画家の西原理恵子さんが、「どこだって朝は忙しいんだから味噌汁だって、即席でいいんですよ」と書いていらしたのを見たとき、なんだか気持ちがとっても軽くなったことを思い出します。そうなの、即席味噌汁で何が悪い!
言ってもらえばとても楽な気持ちになるのに、でもどこかで「やはり手作りしなくては」と思ってしまう人って、意外と多いように思います。
そんな食卓おばけに負けないためにも、簡単に1品増やす工夫をあれこれ身に着けて、忙しい日々を乗り切りましょう!
今回は「手作り」の即席味噌汁。なんといっても手作りです。ちゃんとやってるんだ、私! という満足感が得られるのがミソ。大手を振って、ホームメイドインスタントを楽しみましょう! 簡単で、そして安上がり。包装のごみもでないので、家族の食卓にぴったりですよ。
ももせ式!即席味噌汁の素の作り方・レシピ
時間のあるときに作り置きしておきましょう |
このお味噌は、味噌汁を作るだけでなく、スティック野菜につけて食べるなど、ちょっとした調味料としてテーブルでも大活躍します。時間のあるときに作りおいておくと、とても便利です。
<材料>
・好みの味噌(白と赤などを合わせて使うと味にこくが出ておいしい)
・顆粒だし
・ねぎのみじん切り(私はチョッパーを使って簡単に刻んでしまいます)
・好みで、にぼし粉
<作り方>
・ねぎをチョッパーで適量きざんでおく。
・保存容器の中に味噌を入れて混ぜ合わせる。水をほんの少し入れてゆるくすると混ぜやすい。
・顆粒だし、にぼし粉、ねぎを入れてよく混ぜる。
・冷蔵庫に保存して1週間程度で使い切る。
味噌汁は各自テーブルで |
お味噌の量の目安は「ひとり分、梅干1個ぐらいのサイズ」です。写真のような小ぶりのスープ用スプーンがあれば、これ1杯程度。これをお椀やカップに入れて、熱湯を注いで溶かすだけで、即席味噌汁の完成です。子どもだって簡単に作れます。
お湯はテーブルで電気ケトルで沸かすと、早くて便利。キッチン仕事なしで、食卓に1品増えるという算段です。
刻んだねぎが入っていますが、それだけではさびしいので、わが家ではこの味噌汁の素と並べて、刻み昆布や乾燥わかめ、麩などの乾物が入った保存ビンを一緒に食卓に出しておきます。お湯を注ぐときに、好みの乾物具材を入れれば、市販の即席味噌汁と同様、立派なお椀が仕上がりますよ。
ねぎはチョッパーを使うとラクチン |
この味噌汁の具、アルミホイルに梅干1個分の大きさ乗せて、オーブントースターでかりっと焼くと扱いやすくなります。この状態でお弁当箱の片隅に入れておけば、オフィスでも簡単に手作りの即席味噌汁が楽しめます。キャンプなどに持参するのにも便利。家だけでなく、こんな風に持ち歩いてもとても便利ですよ。
いかがですか? 市販の即席味噌汁を食卓に並べるのは、気持ち的にちょっと……という人でも、この手作り即席味噌汁なら抵抗なく使えそうですよね。さらに、とても安上がりで、包装のごみが出ないのがうれしい! (あの包装紙を分別して捨てるのも、意外と手間でストレスなのです)。
手作りの即席味噌汁の素は、忙しい朝や、時間がない日の夕食にとても便利。味噌汁だけではなく、調味料としても使えて重宝します。あなたの冷蔵庫の定番品にしてみてくださいね!
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