共通の夢はいくつあっても多すぎることはありません |
コミュニケーションに手を抜かない
あるご家庭では、帰りの遅い夫の夕食につきあいながら必ず、今日の子どもの様子や明日の予定などを話すといいます。朝は夫が必ず、子どもと話しながら朝食をとるようにします。自治会や学校の情報など、情報を共有するために、掲示板やカレンダー、メールなどを駆使する人も。
こうするうちに、自然と会話が多くなります。共働き家庭に会話の多い夫婦が多いといわれるのは、こんなところからです。
会話がない夫婦をとりもつ、ちょっと驚かす褒め言葉
「うちは会話がないんです」。そんなご夫婦の場合、家事分担をすすめにくいもの。まずは会話をはじめるところからスタートしたほうがよさそうです。家事に関するエッセイも多い赤星たみこさんの著書『ダメ犬ちゃん夫のしつけ37のルール』によれば、会話のない夫婦の糸口になるのは「褒めること」。驚かせることがポイントになるそうです。
たとえば、「『今、気づいたけどあなたっていい声してるわね』『え、おまえ何言ってるだよ。バカじゃないか』」急に褒められるとかなりの確立で夫は返事をしてくるので、そこから会話をはじめるのだといいます。褒めるところは、細部であるほどよいそうですよ。
素敵な夫婦に共通すること
上手に年をとっている共働き夫妻に共通することがもう一つあります。仕事をリタイヤしてからの夢をもっていることです。ある40歳代後半の夫妻は温泉好き。そのため、「温泉地にマンションを買いました」。「仕事をリタイヤしたら思いっきり楽しみたいのよ」と、楽しそうに話してくれました。
また、酒類販売店を夫婦で営む30歳代の女性の夢は「海の近くに小さな家をたてて、居酒屋をすること」。理由は「二人とも海が好きで、海で知り合ったから」。その夢があるから、忙しい家事や子育ても、困難な仕事も、頑張ろうと思えるといいます。
彼らに限らず、素敵だと評判の夫婦は、ケンカもするけれどそれ以上に、次の目標ややってみたいことなど、前向きな会話をよくしているようです。
愚痴を言い合ったりケンカをした次の日は、その倍くらい、夢を語り合ってみてはいかがでしょう?家事をしながら話をすれば、お掃除もいつもより早く終わるかもしれませんよ!
◇さて、続きましては、『共働き夫さんに聞いた"好きな家事、嫌いな家事"』について。夫のみなさんの本音を聞いてみたら・・・こうだったんです!
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