あの頃とはちがった愛し愛され方があるはず
家事を夫婦で上手にこなしている素敵な共働き夫婦には、いくつかの共通点があります。愛し、愛されながら年をかさねる彼と彼女はどんな風に考え、日々を過ごしているのでしょうか。今回は、夫のみなさんへのアンケート結果を交えながら、上手な家事分担の秘訣をさぐってまいります。

INDEX
1.素敵な夫婦に共通すること
2.妻の戦略
3.ありがとうはいつか伝染する~褒めて育てる~
4.素敵な夫婦は夢に向かう

素敵な共働き夫婦に共通する3つのこと

上手に家事をこなしている共働き夫婦の共通点が3つあります。

  • 妻が段取り上手

  • 褒め上手

  • コミュニケーションに手を抜かない


  • どれも、今すぐ真似のできることばかり。ただし、ちょっとしたコツと積みかさねが大切になります。


    日本の家事協力率はドイツの5分の1

    ここで少しだけ、世界と比べた日本のようすをみておきましょう。

    じつは、日本の家事協力率は世界の先進諸国でダントツの低さ。内閣府男女共同参画局の国際比較調査(2002年度・*1)では、「食事の後片付けを家族全員で行う」割合は、アメリカ25.2%、スウェーデン40.8%、ドイツ40.8%などで、近年は増加傾向。ところが日本はなんと8.7%。1982年調査時からあまり変わらないそうです。

    総務省統計局の社会生活基本調査(2001年度)では、共働き家庭の1日あたり平均の家事時間は4時間36分。その内訳は、妻が4時間8分、夫は28分だったそう。夫の家事時間はその5年前よりも7分増えているそうですが、まだまだ妻に負担の大きい現状がうきぼりになってしまいました。

    とはいえ、30歳前後の世代を中心に家事のとらえ方もかわりつつあります。上の国際比較調査では「後片付けを夫が担当する」と答えた日本人は2.4%。すさまじい低さですが、「共働きの家事」サイトで今年、同じ質問をしたところ、その数字は30%以上。

    共働き男性へのアンケートでも「家事に抵抗はない」という人が目立ち、ゆっくりだけど、変化は確かに起こりつつあるのを感じます。でも、それは残念ながらまだ一部のことなのです。


    それではそれでは次ページで、上手な家事分担のための妻の戦略についておとどけしてまいります。 >>>次ページ


    *1内閣府男女共同参画局の国際比較調査(平成14年度) 調査対象国はアメリカ・イギリス・ドイツ・スウェーデン・フィリピン・韓国・日本)