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▼お参り・ご挨拶・とり払い
お正月には、いつもとちょっと違う「常識」に戸惑ってしまうことも多いもの。でも大切にしたい行事です。このページでは、新年のマナーやお飾りのとり払いについてご紹介いたします。
▼年始回りは元旦を避ける
仲人やお世話になった方への挨拶回りをする場合は、元旦を避け、松の内(7日まで)に。子どものいらっしゃる家庭ならお年玉、お歳暮をしていないならお年賀など、必要なら準備を。訪問は午後、玄関先だけで失礼するのがマナーです。
☆「年始回り」 by 冠婚葬祭
▼身なりは派手すぎず地味すぎず
スーツなどある程度改まった服装で伺うのがマナー。和装の場合、普段のメイクでは沈んだ印象になるので、少し気を遣ったほうがよいそうです。
☆「どうする?着物メイク」by メイク・コスメ
▼初詣は1月7日までに
初詣はもともと恵方(えほう)参り」といわれ、その年の縁起のいい方角(干支に基づいた最も縁起が良い方向)の神社にお参りするもの。
神社へのお参りのし方は、入り口近くの「手水舎(ちょうずや)」で(1)左手、(2)右手、(3)左手ですくって口の中への順で洗って清め、神前に立ったらお賽銭を入れて鐘を鳴らし、二礼、二拍手、一礼を行って帰ります。
☆「初詣は1月7日までに」 by 冠婚葬祭
▼7日には七草がゆを食べて無病を願う!
中国の、「七日に七種の若菜をお吸い物にして食べると一年を無病で過ごせる」という風習と、日本の「7種の雑穀を食べて五穀豊穣を祈る」という風習が合わさったもの。
現在は春の七草を使った七草がゆで無病を祈るものです。
☆「伝統の健康食 七草がゆのパワー」 by 食と健康
▼お正月飾りのとり払いは1月7日
歳神様のいらっしゃる「松の内」が過ぎる1月7日にお正月飾りはとり払います(地方によっては違うところも)。また鏡餅は1月11日にお餅を割って「鏡開き」をし、それを食べることで病気にならないといわれます。
☆鏡開き by 冠婚葬祭
▼寒中見舞いを出す
喪中の方や出しそびれた方、出してないのに頂いた方へ挨拶状を出したいときには、松の内を避けた8日以降、立春(2月4日)までに出します。
☆「こんな時には寒中見舞いを」 by 家事の知恵
色々とありましたが、それぞれ基本を押さえていれば大丈夫。言葉の由来を披露して、子どもたちに尊敬されるのもまたイイ気分です♪
来年がますますよい年になりますよう、みなさまのご健康と幸せをお祈り申し上げます!
【その他おすすめ情報】
☆「ニッポンのお正月完全マニュアル」 by All About Japan