資格・検定/資格アーカイブ

保育士:子育ての経験を活かせる国家資格(3ページ目)

子育てにその知識や経験をいかすことができ、また、子育ての経験がいきる唯一の国家資格「保育士」。「資格で輝く女性」vol.4は、平成15年に保育士の資格を取得した大槻好恵さんにお話を伺いました。

執筆者:All About 編集部

保育士
女性にとって様々な勤務形態で働き方ができるのも魅力のひとつ。

-資格取得後、どのような活動をされましたか?
家事との両立を考え、また子供も欲しいと思いましたので、まずは、年休週休代替※の保育士として勤務することにしました。
※年休週休代替:年休・週休で休みの先生の代わりに勤務します。対象は全てのクラスで、調理に携わることもあります。

週休年休代替は殆どのクラスに担任の代わりとして入るので、人数が多い保育園だと毎日のように違うクラスに入ることになります。また、給食室に入り、調理をすることもあります。私は途中から妊娠したために、殆ど保育に回らせていただきました。その中で、0歳児クラスや障害児を比較的多く担当しました。

-実際に仕事をしてみて、やりがいがある、自分に向いている、と思ったときは、どんなときですか?
子供と関わっている時、1人1人との交流ですね。ホームルーム等で自分がピアノを弾きながら子供達が元気に歌ってくれる、紙芝居を真剣に聞いてくれる・・・そのように子供達が自分と真剣に向き合ってくれているときや、頼りにしてくれているとき、そして皆で何かを成し遂げた時や子供が頑張って何かができた時・・・数えればきりがないほど、毎日変化に富み、そして奥深く、やりがいがある仕事だと私は思います。

特に担当クラスを持ち、子供達と信頼関係をしっかりと築ければ更にやりがいはあると思います。子供達は日々成長しています。その成長をご両親達と一緒に手助けしたり、見守れるのも保育士ならではだと思います。保育園の子供達は自分の子供達と同様なのです。子供達は保育士にとってそれくらいいとおしい存在になるのです。

失敗や反省することが多くて落ち込むことも多々あります。でもやっぱり自分は子供が大好きで、子供と遊ぶことが大好きで、子供と笑うことが大好きなんだ、と思います。笑わせてくれたり、元気をくれるのも子供ですから・・・。

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