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保育士:子育ての経験を活かせる国家資格(5ページ目)

子育てにその知識や経験をいかすことができ、また、子育ての経験がいきる唯一の国家資格「保育士」。「資格で輝く女性」vol.4は、平成15年に保育士の資格を取得した大槻好恵さんにお話を伺いました。

執筆者:All About 編集部

保育士
子供はひとりひとり違うから、実際の経験が大事だと思う。

-これから保育士を目指す人にアドバイスをお願いします。
どの職業もそうだと思いますが、現場で学ぶことがたくさんあります。教科書の上で学ぶのももちろん重要ですが、私の場合は、子供と接しながら勉強していたので教科書の内容がスッと頭に入り、とても理解することができました。

また、子供達のため、と思うと楽しみながらも真剣に、諦めずに、勉強することができました。そしてスクーリングで知り合った学校の友人と、同じ目標にむかって、共に励ましあい、子供達の話をすることが私の人生の中でも大きな糧となりました。

もし時間に余裕があれば、時間外保育士など、子供と接する機会がもてる仕事を持ちながら勉強をするのが一番かと思います。実際に経験しながら勉強ができ、それに収入も得られるのですから!そしてそこでの経験はとても思い出深いものとなると思います。

お子さんをお持ちの方は、きっと保育士と同じくらい、子供について知らず知らずのうちに勉強したり、情報収集されていると思うので、子供に興味のある方には勉強しやすい資格だと思います。育児をしている方は楽しみながら取得できる資格ですし、保育士は保育園の正規職員にこだわらなければ、年齢に関係なく働ける職業です。頑張ってください。

インタビューを終えて
自分の子どものほかに、姪っ子や甥っ子もたくさんいて、今も子どもに囲まれる生活です、と楽しそうに話す大槻さん。私は、保育園に子供を預ける身として、「大槻さんのような先生だったら、安心して任せて仕事ができる」と思いました。働く女性にとって、保育園の先生との信頼関係はとっても大切です。

働く女性が増える社会で、ますます保育のプロとして需要が増えることは間違いなく、人気高まる仕事であり、これからの社会になくてはならない職業ですね。
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