資格・検定/資格アーカイブ

保育士:子育ての経験を活かせる国家資格(2ページ目)

子育てにその知識や経験をいかすことができ、また、子育ての経験がいきる唯一の国家資格「保育士」。「資格で輝く女性」vol.4は、平成15年に保育士の資格を取得した大槻好恵さんにお話を伺いました。

執筆者:All About 編集部

保育士
試行錯誤を繰り返しながら手に入れた「保育士の資格証」

-保育士資格を取得するまでの道のりを教えてください。
保育士資格を目指し、大学に入学した1年目はスクーリング、テストやレポートなどを意欲的に進め、順調でした。仕事は、午前中に一般事務の仕事をし、午後からは実践を兼ねて、杉並区立保育園で時間外保育士※として勤務することにしました。次の2年目は仕事が忙しく、勉強もおろそかになり、次第にやる気も失せてしまいました。
※時間外保育士:午前のみ、午後4:00~6:00、などの様々な時間帯で一定の時間帯を選択し勤務。時間等はそれぞれの都道府県により異なるようです。

そして、3年目。このままではいけない、と思い、保育士の国家試験をめざすことにしました。大学を卒業すれば、保育士資格は取得できたのですが、ちょうどその頃、結婚し転居を機に仕事を辞め、勉強に専念できる環境となったのです。国家試験は科目ごとに受験できるので、その年は勉強期間も短かったので、3科目のみ受験しました。全て合格したのですが、試験を受けてみて、やはり実技面などを考えると、保育士養成施設で学んだほうが自分のためと思い、再び通信教育での勉強をはじめました。

しかし、通信教育は、自分がやる気にならなければなかなかできません。結婚するとアルバイトと家事だけで、せいいっぱい。けれども、5年目には再入学をしなければならないことや、科目が増える事もあり、5年目で卒業しよう! とやっと奮起し、何とか卒業することができました(笑)。

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