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ダッチオーブンで作るアウトドア料理 栗ご飯を詰めたスタッフドチキン(4ページ目)

アウトドア・シーズンの到来です。今回はダッチ・オーブン料理の定番中の定番、スタッフド・チキンです。それも秋らしく、中には栗ご飯を詰めてみました。栗と鶏の相性はぴったりです。

土屋 敦

執筆者:土屋 敦

男の料理ガイド

※これは印刷用ページです。写真つきレシピはこちら
材料
 1羽、 10個程度、 1合程度、干しブドウ 20~30g、レモン 半個、 自然塩 適宜、ジャガイモなど根菜類 適宜

作り方
1.鶏の皮にレモンをすりつけ、塩をすり込む。皮目からの塩はほとんど身まで染みていかないので、お腹の中にもティースプーン一杯ほどの塩を入れ、手を腹の中に入れて塩をこすりつける。30分以上そのまま置く。
2.詰め物を作る。栗に熱湯を回しかけ、皮をむく。続いて鍋にオリーブ・オイルを入れ、米を炒める(米は洗わない)。
米が透明になったら、栗と干しブドウを入れ、さらに水1カップ程度を入れて火を弱め、フタをして8~10分ほど、水がなくなるまで蒸す。
3.鶏の首の側の穴をふさぐ。鶏の首が残っていたら、首を穴の中に無理やり折り込むと穴はふさがる。首が付いていないときは、皮を太い針とたこ糸、楊枝や金串でふさぐ。お尻がわの穴から栗ご飯を詰め、やはりタコ糸や楊枝でふさぐ。
4.焦げ付き防止に金網を敷き、鶏とジャガイモなどの根菜を入れ、フタをして1時間~1時間30分ほど火にかける。火加減は、焚火ならオキになった状態。炭の場合もメラメラ炎が上がらない、「中火」程度の状態。
5.燃えている炭をフタにも載せ、上火で焼く。下火は弱火、上火は中火。そのまま20分~30分ぐらいで、完成。
鶏に合うおいしいソースの作り方
最後にフタの上に炭を載せるとき、ダッチ・オーブンのフタを少しずらして水分を蒸発させてしまう。鶏を取り出した後、脂分を捨て、バターと赤ワイン少々を入れ、木じゃくしで焦げをよくこそげ落として、混ぜ合わす。これが鶏にぴったりのソースになる。
フタのずらさないで作るとダッチ・オーブンの下にはスープが溜まる。かなり脂っぽいが、こちらは栗ご飯にかけると美味。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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