マイクロソフト社 Windows Vista対応資格認定プログラム始動へ
先月の「仕事に活かせる資格トピックス」でも、新たなインストラクター資格創設を取り上げたばかりのマイクロソフト社(※参考「マイクロソフト社から新インストラクター資格&検定制度が登場!」)ですが、今度は、Windows Vista発売以来、創設が待たれていた新資格がスタートすることになりました。その名も「マイクロソフト認定 アプリケーション スペシャリスト」は、公式サイトによれば、2007 Microsoft Office systemやWindows Vistaのリリースに伴い開発された新しい認定資格プログラム「Microsoft Business Certification」に含まれる資格。WordやExcelなどの各アプリケーションソフトやWindows Vistaなどの、単一の製品に対する理解度や操作スキル認定を目指します。
今回全6科目のうち、他に先駆けてWord 2007とExcel 2007の試験が7月3日より実施されることになりました。
新資格の創設で、「仕事に活かせる資格」としても人気の高い、「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(Microsoft Office Specialis)」はどうなるの?と思われた方もいらっしゃるでしょうが、こちらは、Office 2003 EditionsとOffice XPの利用スキルを認定する資格試験として、今後も継続予定だそうです。
ところで、「Microsoft Business Certification」って何?という感じですが、これは「マイクロソフト認定 アプリケーション スペシャリスト」と「マイクロソフト認定 アプリケーション プロフェッショナル」という2つの認定資格と、オンライン形式でPCスキルを測るスキルチェックテスト「マイクロソフト オフィシャル プレテスト」から成る新しい認定資格プログラムだそう。今後順次開始される予定です。
マイクロソフト社関連では、同じく認定資格プログラム「マイクロソフト認定アソシエイト(MCA)」に「セキュリティ科目 Winodows Vista 対応版」を追加、認定試験を7月1日より開始することが発表されており、こちらも注目。トレーニングは2日間の講義形式で、試験はコンピューターベーステスト(50分間)で、全国のテストセンターで受験できます。
さてさて、発売前の騒ぎ(?)の大きさに比べると、やや盛り上がりに欠けるという声もある「Winodows Vista」ですが、資格制度の方は着々と整いつつあります。累計受験者数180万人超と言われる「マイクロソフト オフィス スペシャリスト」に迫る勢力となるのでしょうか?今後の成り行きに注目したいと思います。
・"target="blank">2007 Microsoft Office systemの利用スキルを証明する認定資格「マイクロソフト認定 アプリケーション スペシャリスト」、2007年7月3日より試験開始
・マイクロソフト認定アソシエイト試験セキュリティ科目Windows Vista(TM)対応版を開始
※資格の詳細は必ず上記サイトをご確認ください。
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