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ほんとに知ってる?定番資格【MOS編】(3ページ目)

2007年春からは、the 2007 Microsof Office systemとWindows Vistaに対応した新資格も順次スタート予定。あらためて注目を集めている「MOS」の概要、対策、効果とは?

いぬかい はづき

執筆者:いぬかい はづき

仕事に活かせる資格ガイド

「MOS」の対策

公式サイトで公開されているMOSの受験者数と合格者数の推移は下記の通りです。なお、各ソフト、バージョンごとの合格率等に関する詳しい情報は非公開です。

■スペシャリストレベル(5つのソフトの総計)
2005年受験者数212,800、合格者数189,600
2004年受験者数218,700、合格者数181,300
2003年受験者数229,600、合格者数183,300

■エキスパートレベル
2005年受験者数53,100、合格者数46,700
2004年受験者数61,000、合格者数49,000
2003年受験者数71,600、合格者数57,300

≪対策≫
公式サイトに掲載された試験対策に関するアンケート結果によると、受験準備に費やした時間は、11~20時間(26%)、21~30時間(21%)が1、2位。以下、31~50時間(17%)、6~10時間(15%)、51時間以上(13%)と続きます。その一方で、「準備していない」「0~5時間」という人が合わせて8%いることから、日頃PCを使う頻度などで、かなりの個人差があることがわかります。ただし、このデータは「合格者」を対象にしたものではありませんので、勉強時間と合格率との相関については残念ながら不明。

また勉強方法は?というと、複数回答で約6割が教材を利用した独学組、約5割がスクールなどの対策講座受講組、ほかにインタラクティブCDなどコンピュータの利用(20%)、業務経験で対応(8%)が目に付くところでしょうか。少なくとも、いくつかの方法を併用しつつ受験対策を行った人が多いことは伺える結果となっています。

いずれにしろ、インターネットなどを見渡してみると、普段からOffice製品を仕事で活用しているという人なら、「独学でも十分可能」という説が有力。

■独学派のあなたにお薦め
対策教材(公認コースウェア)
良いテキストを選び、それを反復練習することは、独学派の基本です。公認コースウェアとは、「評価対象となるスキルとタスク」の内容を網羅している教材であることをマイクロソフトが審査・認定したもの。ここでは、現在出版されている各バージョン(Office XP、Office 2003 Editions)ごとの対策教材情報の一覧を見ることができます。

MOS合格で転職&再就職に差をつけよう!!
MOT(Microsoft Official Trainer・マイクロソフト認定講師)が運営する「MOS」関連情報サイト。体験記や勉強法(独学・通学・通信)、対策本情報など豊富な情報で合格を応援!

マイクロソフトオフィススペシャリスト受験体験記
情報が偏りがちな独学派にとって、ありがたいのが「生の声」。学習期間、使用テキストなど、先輩の意見を参考にしてみては?


ただし、まったくのPC初心者や、触ってもメールやインターネット、データ入力などという人、せっかくの機会だから基本を学んでおきたいという人、普段使っていないソフトで挑戦したいという人なら、通信講座、スクールなどを利用して効率よく学習するのも、もちろん「アリ」です。

■通信講座・スクール活用派
人気資格の良いところは、多くのビジネススクールで教育訓練給付の対象講座となっていること。制度を利用すれば費用をぐっと抑えることができます。速習コースなど短期間で学べる講座を利用すれば、期間短縮にも役立ちます。また一般のビジネススクールに比べると、低め(もしくは無料)の価格設定が嬉しい大学の公開講座公共職業訓練でも、MOS講座は人気。その分開講している機関も多いので、ぜひチェックしてみましょう。

教育訓練給付制度[検索システム]
お目当ての「MOS講座」が教育訓練給付の対象か調べることができます。

大学で人気資格を学ぼう!
MOS講座を開講している大学を紹介しています。

公共機関でスキルアップ 公共職業訓練校はこんなにお得!
離職中の人はもちろん、最近は在職者向けの講座もあり。MOS対策にも使える公共職業訓練校の紹介です。



 >>せっかく勉強するのだから、それなりの効果は期待したい。気になる「MOS」の効果を次ページで解説します!
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