サイト「電車の中で資格を取ろう」のこと&皆さんへのメッセージ
---ところで、現在の「電車の中で資格を取ろう」を始められたきっかけ、目的は何だったのでしょう。充実したサイトですので反響なども多いのではないか、と思いますがいかがですか。mori: 私のホームページ作りは、元々はメルマガの紹介ページからスタートしました。その後、メルマガを発展させるには、資格のサイトを充実させた方がいいと考え、サイトを更新してきました。
当初は「電車の中で独学で資格を取得すること」を目標にサイトを開始しましたが、通信教育も通いの学校も否定しているわけではないため、通信教育等の情報充実にも取り組みを開始しました。
反響としてはメルマガ読者からのメールなどもありますが、このサイトを見られた新聞社や雑誌、テレビ局の取材、本の原稿依頼等、マスコミの方からの反響があるのが新鮮でしたね。それだけ多くのメディアが、社会人が学ぶことや資格取得に興味を持っているんだ、と実感しました。ひいては、そのメディアを利用するユーザーが、こうした情報を欲しがっているということでもありますよね。
---そうですね。私も「資格」と名のついたサイトのガイドをしている関係で、いかに多くの方々が「資格取得」に対して強い興味を持っているかを、日々実感させられています。
mori: はい。それもあって、資格試験の実際の受験者がほしいデータや情報をなるべく載せるなどの工夫もしています。また、机上の空論的な資格受験の体系を述べても仕方がないので、本音に近い情報を載せているところも、利用してくださる皆さんには評価されているようです。
---今後、目指そうとしている資格はありますか? また資格以外でもかまいませんので、今後のキャリアの展望について、ぜひお聞かせください。
mori: 究極の理想論で言うと、弁護士と医者の資格を持った、しがない一教員というのが理想です(笑)
今年度は今のところ、通関士、マンション管理士、ソフトウェア開発技術者、情報セキュリティアドミニストレータを目指す予定です。TOEICも受験予定です。少々変わったところでは、毒物劇物試験、海事代理士も受験予定です。
特に本年度より、放送大学院の修士全科生に合格し、入学が決まっているので、2年間は修論を書くための研究をメインにしたいと考えています。
今後のキャリアの展望は、私の場合、職場での出世願望は全くと言っていいほどありませんが、学会で論文を発表しようと言うことと、再度ボランティアで海外に派遣され、途上国の国づくりに役立ちたいという希望があります。
どうせ生きるなら、何か人の役に立つことをしたい。国を動かしてしまうような壮大なロマンを追い求めたい、と言った願望がとても強いです。
---こうした目標こそが、moriさんのバイタリティの源なのでしょうね。
それでは、最後に働きながら資格取得や進学を目指している方、目指そうとしている方々にひとことお願いします。
mori: 私はいくつか資格を取得していますが、気がついたらいくつか資格を取得していただけで、はじめからいくつ取ろうと決めていたわけではありません。
宅建は3回目で合格したし、行政書士は1回で合格しました。受かるときもあれば、落ちるときもあるということです。
誰でも相性がいい試験もあれば、悪い試験もあります。別に受かったら偉くて、落ちたら偉くないわけでもない。たかだか試験、気にしないのが1番。ただ、もう1回1年間待って勉強しなければいけないのが、もしかしたら一番つらいことかもしれません。よって1回で受かってしまうのが最も良い方法だと考えています。
ちなみに、私がいつも資格を取る前に行うのは
最初に、自分の究極的な理想的な状況を考える。
(例えば司法試験、法科大学院)
↓
その後、その目標に近づくためにはどうしたらいいか考える。
(例えば、宅建、行政書士、司法書士、司法試験と徐々に目的に近づく)
↓
その後、その目標に近づくための具体的なプランを作成する
(例えば、今年度宅建、来年度行政書士、5年後に司法書士、法科大学院、10年後には弁護士など)
このように具体的に目標を定めると目標が明確になり、目標がぶれないと思います。
それから、資格試験の勉強は楽しみながら、無理せずにするの一番良いと考えています。嫌々やってもやるだけ無駄ですからね。
また、資格試験は人生最後の下克上だとも考えています。例えば、医者とか弁護士を取得してしまえば、人生が変わってしまうのです。そんなわくわくする人生を送ってみたいなら、資格の勉強をするのも良いかもしれません。少なくとも、私はそうです。
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=関連リンク=
「電車の中で資格を取ろう」
今回お話を伺ったmoriさんのサイトです。メールマガジン、資格や教材の情報など、「電車の中で資格を取る」ためのノウハウがぎっしり。お勧めです。
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