コツは「自分に対するけじめ」と「目標を持つこと」

---それでは、その「電車の中で資格を取る」「働きながら資格取得や進学を目指す」ための最大の「コツ」についてお聞かせいただけますか?

mori: 詳しくは、ぜひ私のサイト「電車の中で資格を取ろう」をご覧いただきたいのですが・・・(笑)、ここではそのエッセンスをお話ししておきたいと思います。

私が「電車の中で資格を取ること」にこだわっているのは、社会人が一日のうちで一番自由に、毎日決まった時間だけ時間がとれるのは、ずばり「電車の中(通勤時間)だけ」だからです。ともすれば、一日の内で一番無駄な時間である電車通勤の時間を、最も有意義に使ってしまおうという逆転の発想に、とても意味があると思うのです。

私は普段漫画も読むし、本も読みます。しかし、資格勉強をしている時期は、電車の中ではこれらのものを読みません。勉強以外に空いた時間に読んでいいのは、日経新聞だけと決めているのです。言ってみれば、これが「コツ」ということになるのかもしれませんが、「自分に対するけじめをつけること」、これが実はとても重要だと考えています。
それに・・・慣れてしまえば、電車の中が一番集中できるものですよ。ぜひ、皆さんにもお勧めしたいですね。

それから「働きながら資格取得や進学を目指す」ということについてですが、社会人は学生と違い、勉強させられるわけではないと考えてみてください。
厳しい言い方をすれば、私は「自分に対する向上心がない人間は、プロの社会人ではない」と思っています。
といっても、私自身、真面目で勉強が好きかというと、全く「?」だとも思います。実際のところ、「勉強が好き!」という人はそれほど多くはないのではないでしょうか?
それがなぜ勉強しようと思えるのか、全ては「目標」の有無に関わっているのではないかと思います。要は「目標があれば人間誰でもやる」ということです。
目標があるからこそ、中村俊輔はサッカーの練習をするし、松「は野球の練習をするわけでしょう?
プロの社会人であるなら、会社のためではなく、自分のために目標を持ってやること、それが「働きながら資格取得や進学を目指す」ための何よりの「コツ」でしょう。

---社会人は「勉強させられる」立場ではないからこそ、主体的に勉強するためには明確な「目標」が必要であり、それがあるからこそ頑張れる、ということですね。

>>次ページでは、moriさんのサイト「電車の中で資格を取ろう」について伺います。資格取得を目指すビジネスパーソンへのメッセージもありますよ。