基本のレシピ・バニラアイスクリーム
口に含むとふわっと溶けるアイスクリーム。今年の夏は甘い香りの手作りアイスクリームに挑戦しましょう! 材料をハンドミキサーで、きめ細かく混ぜ合わせて冷凍庫で冷やし固めます。固まったら再びハンドミキサーで、混ぜて冷やし固めてつくります。今回ご紹介するのは、バニラビーンズを使った本格アイスクリームです。バニラビーンズはラン科の常緑つる植物の果実で、甘い香りが特徴です。お値段は一本1000円位もする、とても高価な香料です。バニラエッセンスはバニラビーンズの香りをアルコールで抽出、蒸留したもの。アイスクリームやケーキ類、プリンなどの香味づけに、ひろく使われています。基本のアイスクリームづくりを覚えたら、ラム酒を効かせたレーズンを混ぜたり、ナッツ類やキャラメルソースをトッピングなど、いろいろなバリエーションが楽しめます。ぜひ、アイスクリームの作りたてのおいしさを味わって下さいね。
夏のアイスクリームの材料(4人分)
夏のアイスクリームの作り方・手順
アイスクリームの作り方
1:
バニラビーンズのさやを縦にナイフを入れて開き、中の細かい種をナイフの背でしごき、取り出します。バニラビーンズが手に入らない時は、バニラビーンズの香りを抽出したバニラエッセンスを使っても良いでしょう。
2:
鍋に牛乳、生クリーム100ccとバニラビーンズの種とさやも入れ、弱火にかけます。沸騰前に火からおろします。
3:
ボウルに卵黄を入れハンドミキサーで泡立て、グラニュー糖を2回に分けて加えます。生地が白っぽくリボン状になるまで泡立てます。2番の半量を少しずつ加えながら混ぜ合わせます。
一度に加えないことがポイント4:
ボウルで混ぜ合わせたソースを鍋の残りのソースとあわせ、バターも加えます。混ぜ合わせ弱火にかけます。
5:
弱火で軽くとろみが付くまで、木べらで混ぜながら煮ます。表面の泡が消えて、木べらについたソースに指で線が引けるようになれば、火からおろします。
6:
ソースをこし器で漉します。粗熱がとれたボウルにラップをかけ、冷凍庫で1時間ほど冷やします。
7:
別のボウルで生クリームの残り100ccをとろみが付くまで泡立て、冷凍庫で固まりかけたボウルの中へ加え、混ぜ合わせます。再び冷凍庫で2時間ほど冷やします。
8:
冷凍庫からまた取り出し、ハンドミキサーで混ぜ合わせます。アイスクリームを保存容器に移し、冷凍庫で冷やし固めます。2週間以内で食べ切って下さいね。
9:
プレーンなバニラアイスクリームにナタデココ、ブルーベリーそしてチョコソースをかけ、チャービルを添えました。幸せ感たっぷりのデザートです。
ガイドのワンポイントアドバイス
鍋で温めた牛乳、生クリームなどは沸騰させないこと。粗熱がとれてから、少しずつ卵黄クリームに加えます。冷凍庫の機種によりますが、アイスクリームがシャーベット状になったら、取り出してかき混ぜます。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。