溜め込む冬。だからこそアロマでデトックス

活動が低下する冬こそアロマで解毒

どうしても活動が低下する冬。アロマで解毒して冬を越すと春に違いが出ます。

デトックス。つまり英語でdetoxicateは「毒を取り除く」という意味です。体の中に溜まった毒素を出すとその後のダイエットなどに大変効果があるといいます。アロマテラピーではアロマバスやアロマトリートメント（非医療行為としてのマッサージ類似行為）を行いますが、これらの行為はそれ自体、解毒効果が期待できます。つまり血液やリンパの流れを促進し、体内の老廃物や毒素といわれるものを体の外へ出すのを助けるからです。そこに解毒効果を高めるエッセンシャルオイルをプラスすればさらに効果的です。

冬は冬眠する動物がいたり、植物も秋に葉を落としたあと休眠サイクルに入ります。寒いときは活動を鈍くしてエネルギーを温存する季節。人も脂肪をためこみ、汗もかかないといった比較的、体がお休み状態になってしまいます。特にもともと冷え性や代謝が悪い人は体の中をキレイにする機会を得ません。でもわざわざジムにトレーニングに行くのも億劫だな・・・という人のために家庭で日常的にできるアロマテラピー解毒法を伝授します。

使うのはジュニパーベリーのエッセンシャルオイル

ジンのボトル。たてのラインに描かれた濃い紫色に見える実がジュニパーの実です。

ジュニパーベリーはヒノキ科の植物で、お酒のジンの香り付けに使われています。実からエッセンシャルオイルがとれます。薬としての処方は紀元前から見られます。アロマテラピーでは優れた利尿や解毒作用が人気のオイル。からだの中をキレイにして、老廃物や余分なものを尿と共に体外へ出す。解毒にぴったりなオイルといえます。水太りや代謝の悪い人は是非モノのエッセンシャルオイル。

さらにジュニパーベリーの香りはからだの中をキレイにするだけでなく心の浄化にも効果的。つまり、心の中にあるわだかまりや疲労感を解消してくれます。ウッディ系のさっぱりとした香りは嫌味がなく、ヒノキ風呂に馴染みのある日本人にとってはしっくりくる香り。自宅で森林浴気分に浸れます。

1日単位では夜、1週間単位では週末に、溜まった疲れをとって気分をリフレッシュして、明日への活力を得たいときに試してみてはどうでしょうか。

からだの中がすっきりして更に心の中も軽くなる、そんなジュニパーベリーを使ったバスソルトの作り方を続いてご紹介します。

☆ジュニパーべリーのバスソルト☆