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「頑張り過ぎスキンケア」が肌を傷める!?(2ページ目)

一生懸命スキンケアをしているつもりが、逆に肌を傷めていたとしたら?お手入れ不足だけでなく、お手入れ過剰も肌を傷める原因のひとつ。あなたのお肌は大丈夫?

執筆者:森井 真弓

過剰ケアは肌を薄くさせる?!肌本来の復元力を信じよう

洗顔
ケアアイテムの説明書に書かれている「適量」には、ちゃんと意味があるのです
じゃあ、どうしたらいいのか。きちんとお手入れをしているのに、状態がいつまでも改善されないなら、一度、お手入れ過剰を疑ってみてください。説明書にある適量を守ることも大切です。お手入れが過剰だった人には、たぶんその量は物足りないはず。しかし、肌には適正な状態を保つ機能があるため、適切なケアを続ければ、徐々にうるおいのある肌に戻っていくはずなんです。

また、エステのやりすぎ、美容機器の使い過ぎも肌に負担がかかります。つるんとしているんだけどキメがなかったり、頬などの高い部分の赤みが気になるという場合は、お手入れのしすぎで肌が薄くなっている可能性があります。そうなってしまったら、一度肌を厚く、正常な状態に戻す必要性がありますから、最低限の基本のケアのみに押さえ、スペシャルケアは3か月くらいお休みしてください。お手入れ過剰の方は、自分では正しいケアをしていると思っていますが、それを続けていくと、いずれシワが深くなったり、シミの原因にもなります。


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洗顔
過剰なケアは、「敏感肌」を招く要因にもなります
化粧品の付け方にも気をつけてみてください。とてもいいアイテムを使っているのに効果が出ない方の中には、ささっとつけて終わり、という方がよくいます。化粧水ひとつにしても、肌の奥までしっかり浸透させるには多少時間がかかります。化粧水がまだ肌表面でびちょびちょしているのに、クリームを塗ってしまったら、肌が汚れるだけで、何も中まで浸透しません。乾燥が気になるなら、クリームを塗りたくるのではなく、化粧水を丁寧にパッティングしてたっぷりと肌に浸み込ませるようにしましょう。ガイドおすすめの化粧水テクニック「プリ肌感UP!付け方で変わるローション使い」を参考に、ケア方法を見直してみてくださいね。

そして、自分でブランドミックスをするのでなく、一度、ライン使いをしてみましょう。スキンケアアイテムは、大概がシリーズで出ています。ライン使いをするということは、肌をいい状態に保つために必要なものが揃うということです。適切なお手入れに迷ったら、一度ライン使いに戻る。適量を使いながら、1セット使い切ったら、またブランドミックスしてみる。何ごともほどほどに、が、「シアワセ肌」を生むスキンケアの近道なのです。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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