子どものお年玉は高額?
お年玉 カツアゲされるな 子どもたち |
持ちなれないお金を持って、興奮と緊張の中でお目当ての品物を手にして家に帰る途中で、年上の子どもや見知らぬおとなに突然、立ちふさがられて「それをよこせ!」などと言われたらどうなるでしょう? 相手は「子どもだから言うことを聞かせられる」と思って、無理やり奪おう(=カツアゲ)とするのです。
お金や品物は分からないように持とう
お金を入れた封筒やお財布だけを持って歩くと、お金を持っていることはバレバレです。子どもがお金を持って歩いていると、余計な興味を引いてしまいます。子どもが一人だけで買い物に行くようなことは避けましょう。お金を持つなら、他人から見てそれと分からないように持つようにしなくてはなりません。コートに内ポケットがあればいいのですが、子ども服にはあまりついていないようなので、ファスナーがついているかボタンのかけられるポケットの上着を着て、その中にしっかり入れましょう。もしくは、リュックサックなどに入れるといいでしょう。
買い物をした後で、品物を店の包装紙に包まれたままや店の袋に入れたままだと、分かる人にはそれがどういう店で中身が何であるか分かってしまうでしょう。家を出るときから、大き目のバッグを、できればリュックサックを用意して行き、買い物はバッグの中に入れて、何を持っているか他の人に知られないようにすることです。
防犯ブザーを使いこなそう
防犯ブザーを使いこなそう |
何かあったらすぐに鳴らせるように手に持っているか、バッグなどに取り付けて、ひもを自分が持てるようにしておきます。そうすれば、仮にバッグなどがひったくりやカツアゲで盗まれてもバッグについた防犯ブザーが鳴り続け、盗もうとした者も思わず手を放すでしょう。
持ちなれない現金を持ち歩いたり、高額品を子どもだけで買いに行くことは危険が伴います。親が必ず一緒に行くようにして、子どもだけで買い物に行かせるときは、上記のような対策をしてあげて、子どもに注意をうながしましょう。自転車で買い物を前カゴに入れた場合も、ひったくりに遭う危険性があるので、前カゴにひったくり防止カバーを取り付けたり、防犯ブザーを取り付けるなどして、被害を防ぎましょう。
お正月早々、泣くような事態にならないために、危険を避け、できる限りの対策をしておくことです。
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