仕事のストレスから少女買春

ストレスは誰にでもある
ストレスは誰にでもある
平成18年1月13日、宮城県の46歳の医師が、出会い系サイトで知り合った15歳の少女を買春した「児童買春・ポルノ禁止法」違反容疑で逮捕されました。容疑者は昨年5月ごろ、学会で東京に出張した際に、出会い系サイトで知り合った女子高校生が18歳未満であることを知りながら、現金4万円を渡して都内のホテルでわいせつな行為をした疑いです。

容疑者は4~5年前から、学会で東京に出張した際に出会い系サイトを利用して中・高校生の少女を買春していたといいます。「息抜きできる時間が出張のときしかなかった。仕事のストレスからやった」と供述していますが、仕事のストレスを理由にするなど、とんでもないことです。

ただし、無理やり襲って婦女暴行をするような場合と違って、「出会い系サイト」を利用して、合意の上で交渉に及んでいる点も問題です。この事件の女子高生は、「服や化粧品を買うために、手っ取り早く稼ぎたかった」と話しているとのことですが、こちらも、たかだか化粧品や服のために自分の体を売るなど、自尊心のかけらもない、おろかな少女だといえるでしょう。

ストレスで他人に迷惑はNO!

誰もが仕事でのストレスを抱えているものです。ストレスのない人のほうが少ないでしょう。しかし、だからといってストレスを抱えている人がそれを理由に犯罪に走っていたら、犯罪社会になってしまいます。まともな社会人は、ストレスと何とか折り合いをつけて生きているものです。人それぞれに解消法もあるでしょう。

他人に迷惑をかけないこと、罪を犯さないことが社会人のルールなのですから、これができない人が「仕事が大変で」などと言っても、まったく同情の余地はありません。未成年を買春することは法律で禁じられていることであり、仕事をする一人前の大人がすべきことではないことは誰でも知っています。「少女買春をしなければならないほどストレスを感じる仕事」というのが、あるものなのでしょうか。

自分の仕事に対しても実に失礼なことを言っているわけで、同じ仕事をしている人たちに対しても失礼でしょう。よほど自分の仕事に誇りを持てない、プライドのない男の言い分としか聞こえません。逆に言えば、自分の仕事にも、自分自身にもプライドを持てないような人だからこその犯行だといえるかもしれません。

おろかな男とおろかな女が出会っておろかな行為をして…勝手にしろ、と言いたくなるような事件ですが、男は罪に問われ、少女も少年法の規定により、保護観察などの処分を受ける可能性があります。未成年である以上は、親の責任も見過ごせません。わずかなお金のために身を売るような娘を育てないように、この事件の容疑者とおそらく同年代の親たちも、子どもへの責任、親としての義務を果たさなければなりません。もちろん、社会の責任も忘れてはならないでしょう。

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