防犯/防犯関連情報

歌舞伎町ガイド李小牧氏に防犯ガイドが直撃!Part1. 歌舞伎町案内人が見た防犯カメラ(2ページ目)

アジア最大の歓楽街歌舞伎町に“防犯カメラ”が取り付けられてから約20ヶ月が経過。その効果について「歌舞伎町案内人」李 小牧氏に直撃取材。「映画制作発表記者会見」「著書プレゼント」もあります。

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド


↑防犯カメラはこんなところにもついています。靖国通りとモア二番街角の街灯
中国人だけでなく、韓国人のスリ窃盗団もありますよね。それから、パキスタンとか。イラン人もね、昔はこの辺でよく偽造テレホンカードを売ったり、薬物を売ったりしていましたが、最近は全然見かけません。


――今は、むしろ渋谷のほうが危ないかもしれませんね。歌舞伎町にカメラが付いたあとに、彼らが錦糸町とか小岩とかに移動して行ったと聞きました。その後、あちらにも付きましたが。


そうですね。その後、やはり錦糸町や小岩でも防犯カメラが付けられました。それはもうわかっているので、そこにもいない。やはり、付いていないところに行っているのだと思います。


歌舞伎町で働く女性は危ない!?

――カメラの付いていない錦糸町や小岩に行って、そこに付いたらそこにももう行かない…。これは、彼らはカメラの付いていない場所で悪いことをしようということなんでしょうか。


別に、彼らも歌舞伎町で悪いことをするつもりで来るわけではないのかもしれないですよ。食事をしたり、お酒を飲んだり、女性と遊んだりということでしょう。ただ、それが頻繁になってくるとやはり、何か発生してくるんですよ。お酒を飲んでヤクザと喧嘩したりとか。それから周りの同胞の女の子を見張って誘拐しようとか。


――誘拐? つまり女性を拉致するのですか? それは思いっきり悪いことでは?(笑)


結構、同胞の中でよく誘拐事件は起きているんですよ。通報しないので報道はされませんが。あるいは女性によっては、売春をしているので簡単に警察には言えないという事情がある。ビザがあってもなくても。


――それで現金や預貯金を奪われたりするわけですね。そういう話は聞いたことがあります。歌舞伎町で働く外国人女性は、常に身の危険があるということでしょうか。


でも、カメラが付いてからは彼らはもう飲みにもこない。昔は夜になるとたくさん出てきていましたが、最近はほとんど出てきません。たとえばお酒を飲んでサラリーマンと喧嘩したりとか、何か事件を起こしたらわかってしまうからでしょう。防犯カメラに証拠が残るということで。


カメラの死角はどうか?

――歌舞伎町には全部で50台のカメラが設置されたのですが、カメラが監視しきれない場所もありますよね。死角が必ずあると思うんです。彼らがそういった場所を選んで何かする、ということはないのでしょうか。



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