羊小屋を守れ！
ATM現金盗難事件が多発しています。「空き巣狙い」などの侵入事件でも、現金や貴金属などを奪われています。確実にお金がある場所は、ドロボウたちに狙われています。本当に「ウチは大丈夫」と言えるくらいに、対策をしているでしょうか。
ATMを持って行かれてしまうのは、警察官が到着するまでのわずか数分の間です。深夜から早朝ひと気のないときに、小さな建物は、太った羊の入った簡単な小屋（現金のたっぷり入った入れ物）であるかのように、ショベルカーで一気に壊されます。
自宅玄関ドアの錠前は、チョコチョコといじれば開いてしまうようなタイプではありませんか？ 窓のカギは、窓ガラスをハンマーやスパナなどで一撃されれば開けられてしまうような状態ではありませんか？ 間違っても、カギがあるのにかけ忘れたりはしないように。高層の集合住宅の上の方だからと安心してはいけません。
金色の羊がそこにいること（お金があること）はバレているのですから、小屋を頑丈にするしかありません。ウチには羊なんかいない（お金はない）と思っていても、ドロボウは侵入して家捜しするまではわかりません。羊小屋（自宅、事業所、お店、金融機関などすべてのお金のあるところ）を守るのは、あなたです。
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牝羊を狼から守れ！
子どもだけでなく、若い女性も狙われています。「羊の皮を着た狼」は、言葉たくみに、あるいは、夜道でいきなり襲ってくるかも知れません。女性であるというだけで狙われるというのは悲しいことですが、飢えた狼からすれば、そこに羊がいれば、襲撃するという習性があると理解しておきましょう。
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ひつじ年にちなんで、防犯の基本をあげてみました。これまでにもガイド記事で、各種の犯罪ケースをお伝えしてきていますが、まだまだお伝えしきれていません。
2003年も新たな犯罪被害についての検証、被害に遭わないための対処法などを提案してまいります。皆様がいかなる被害にも遭わないように、防犯情報を提供していくことで、ささやかながらお力になれればと願っています。
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