詳細解説


合計お支払い金額 00,000円
これは、この「支払い請求通知書」を受け取った人によって、金額にばらつきがありますが、だいたい2万円前後の数字になっているようです。3万円以上だと振込手数料も高くなるし、躊躇するかもしれない、2万円前後ならあきらめもつくかな、と心理的に微妙な金額を書いているようです。

「××整理回収代行」
これもなにやら一般の人からすると恐ろしげな響きがあるようです。だからこそそのように書いたのでしょう。

なによりもまず差出人の住所の記載がありません。

利用料金に対して、遅延損害金と称するものがだいたい40%~50数%程度になっており、どこからどのように起算したのか、法定利息を無視したまったくのでたらめの数字です。

そして、「ワン切り」「携帯電話」といった文句は一切書かれておりません。しかし、なにやら恐ろしいような気がして、家に押しかけられるよりは、とうっかり支払ってしまう人がいるかもしれません。

仮に100人の人にこういったものを送りつけて、たった1人でも振り込んだら、利益が出るのです。ハガキ1枚が50円で、コピーに1枚10円かかったとしても原価が6,000円です。しかし、1人でも振り込んだら2万円マイナス原価の6,000円で、差額の1万4千円がまるまる利益になります。それ以上は1人につき2万円程度の金額が黙っていても入ってくるとすれば、笑いが止まらない、おいしい話といえるでしょう。

これは、ツーショットダイヤルといったシステムがあり、携帯電話というものが普及して、「着信番号」にコールバックしてしまう人が非常に多い、という事実から考え出された巧妙な悪質行為です。

実際には「ワン切り」も「携帯電話」も「着信記録」も関係ないのです。文面からそのように思わされてしまうのです。おそらく何らかの名簿やリストといったものから送りつけてきていると思われます。

「ではいったいどこからこれが送られてきたのか?」
不安になる人も多いでしょうが、この情報社会においては、普通の生活を営んでいる人はいわゆる「名簿」や「リスト」からは逃れることができないのです。生まれた時から、あらゆる所に住所氏名等の個人情報は収集されているのです。自分が望まない、いやでも、かならずどこかに名簿やリストがあります。そしてそれを悪用する業者や人物も多いのです。

どこから請求書が来たのか?を追求することは困難でしょうし、相手にせず放置しておくことです。どうしても気になる、不安だ、ということであれば、国民生活センター、最寄りの警察署等にご相談してみてはいかがでしょうか。


以前の記事緊急情報!ワン切りトラブルでも書いてありますが、「支払い義務のない請求書に支払ってしまう」人は意外といるものなのです。

今回のケースに限らず、とにかく請求書を送りつける、という悪質行為が横行しているのです。中にはうっかり、あるいは恐れて、支払ってしまう人も後を絶たず、それゆえにこういった商売もいつまでも繰り返されるのでしょう。誰にもどこにも相談できずに、黙って支払ってしまう人もいることでしょう。大切な自分のお金を無駄にしないように、支払い義務がないのに「請求があったらとにかく支払う」ようなことがないようにしましょう。

※どうしてもご心配な方は、お近くの消費生活センターへお問い合わせください。全国の消費生活センター一覧はこちらから。

なお、1月30日に「屈するな!電話でカツアゲ」という記事をアップしております。
ハガキではなく、「直接、電話に請求の連絡がきた」ので不安、というご相談にお答えしております。ぜひご覧ください。

4月13日に「Q2利用代金請求書だって?」という記事ををアップしております。封筒に入った請求書が届いた、という件について解説しています。


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