ニッケル水素充電池三部作 ついに完結
第1回、第2回とニッケル水素充電池の使用に際しての注意点を述べてきたが、今回が最終回。こういった点に注意をしなくても、使えないことはない。しかし、より多くの写真を撮ることを考えたり、コストパフォーマンスを上げたりという意味では必見だろう。
今回はより細かい注意点になるが、これらも役に立つはずだ。
新しい充電池は新しい充電器に
俗に『新しい酒は新しい酒袋に』という。ニッケル水素充電池でも同じことがいえる。
新しい充電池には新しい充電器が必要となるのである。
旧型の充電器では、新型の充電池を容量いっぱいまで充電できないことがあるのだ。
メーカーとしては最新の充電池は、最新の充電器で使ってもらいたいというのが実際のところだろう。
もちろん、最新の充電器であれば、旧世代の充電池を充電することになんの問題もない。
サンヨーの新製品である2500mAhのニッケル水素充電池『Ni-MH 2500』のパッケージ裏面には、この充電池に対応している充電器が書かれている。
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Ni-MH2500の対応充電器はNC-M70,M60,MR56,MR57,M55,MR57の6機種。どれも最新のもの、あるいは発売されて1年ていどの充電器ばかりだ。
多くの場合、同一の会社から発売されている充電器であれば、次の世代の充電池は利用できる。
ただし、これも確実とはいいがたいので、詳細はメーカーなり店頭なりで訊ねたほうがいいだろう。
注意点はまだまだたくさん!
次ページでは、充電の大敵『手垢』について解説する。
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・Page1 新しい充電池は新しい充電器で ・Page2 手垢は大敵! 毎回磨こう! ・Page3 不活性化はこうやれば直せる ・Page4 一度決まったグループは変えないで |
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