デジタルカメラ/デジカメ関連情報

デジタルカメラ撮影テクニック講座(8) オークション写真のテカリを追放

オークション写真にありがちな被写体の『テカリ』。これがあると商品の詳細さえ見えなくなってしまうことも! ちょっとした工夫でこのテカリを追放してしまいましょう。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

オークション写真を三度……

オークション写真の撮影方法について、撮影ブースの製作それを用いた撮影方法という形で以前にガイド記事を以前に書かせていただいた。
この記事に対して、わりと多くの読者から「使えます」といったリアクションをいただいた。

その反面、「ブースまで作るのはちょっと」とか「あまりに大仰」、「業者ならともかく……」というようなご批判もいただいたのである。
たしかに月に何十点と出品をするのであればともかく、多くのユーザーは1年でも両手に足りるていどの出品数となるだろう。

そういったライトなオークションユーザーにとって、撮影ブースの作成はかなり敷居が高いのは確かだ。
しかし、やはり写真を撮るならキレイに撮りたい。オークションのように細部までちゃんと伝える必要があるのならば、なおのことだ。

それでは必要最低限の撮影テクニックで、最大の効果を得るためにはどうすればいいか。
オークション写真でもっともありがちなミスが、出品したものがテカってしまうことではないだろうか。

こういったテカリの入った写真をよく見かける。やはり、あまり見栄えのするものではない。
これを消すこと、あるいは少なくすることを今回の目標としてみよう。
テカリを抑えるのに最適なのが実は前回のブースを用いることなのだが、テカリを消すだけならばもう少し簡単にできるのだ。
特にCD・DVDや本などにおいてテカリがなくなるだけで印象は大きく異なるはずだ。

実は、ほんのわずかな工夫でテカリをなくすことができるのだ。 (Page 2へ)
・Page1 印象のいいオークション写真を撮りたい
Page2 テカリとはなにか?
Page3 これで万全。角度とか。
■関連ガイド記事
オークション撮影のコツ(1)
オークション撮影のコツ(2)
手ぶれを防止する撮影テクニック
All About デジタルカメラ
被写界深度ってなに?
マクロからピンボケをなくそう!
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます