バッテリーライフが規格化

今年に入ってからのデジタルカメラのカタログには新しい文言が入っている。
お気づきの方も多いと思うが、カタログ中の『電池寿命』や『撮影可能枚数』といった欄の横に(CIPA規格による)という言葉が入るようになったのだ。

このバッテリーのCIPA規格、どのようなものか。
まず、CIPAとは『有限責任中間法人カメラ映像機器工業会』というカメラに関するさまざまな規格を制定する団体だ。

CIPAサイト - http://www.cipa.jp/

リチウムイオン充電池に単三電池……電池寿命はデジカメにとって大きな意味を持つが、共通のものさしが存在していなかった。

このCIPAによって制定された『電池寿命測定法』によって、各メーカーが撮影可能枚数を測定してカタログに掲載するようになったのである。

CIPA 電池寿命測定方法(pdfファイル)

■CIPA規格による電池寿命測定方法(抜粋)
・温度23℃で測定。
・未使用の一次電池または満充電の二次電池を使用する。
・液晶モニターは常にON。
・30秒毎に光学電動ズームの望遠端と広角端で交互に撮影する。
・2回に1回はストロボをフル発光させる。
・10枚撮影するごとに電源をON/OFF動作。

以上の条件下で撮影を続けて最初に電源がシャットダウン、もしくはなんらかの形で撮影できなくなった時点で測定を終了。
※原則としてカメラの工場出荷時設定で測定

逆にいえば、これまでは「バッテリーライフ」という言葉だけが先走りしており、ちゃんとした物差しが用意されていなかったという状況であったというわけだ。

次ページでは実際にCIPA電池寿命測定法が定められる前と後の違いを見ていただこう。


カタログに加わった『CIPA規格』って?
ユーザーにとっても意味のある『共通のものさし』
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