これだけはそろえておきたい調理器具
<目次>
- 料理道具に必要なもの!初めに揃えたい調理器具・キッチン用品とは
- 1:包丁(牛刀・ぺティナイフ)
- 2:まな板(木製・プラスチック製)
- 3:ボウル・ザル・片手ザル(漉しザル)
- 4:鍋(両手鍋・片手鍋)
- 5:フライパン(鉄製・フッ素樹脂加工)
- 6:やかん(ケトル)
- 7:しゃくし(おたま)・網じゃくし
- 8:フライ返し(ターナー)
- 9:しゃもじ・へら・ゴムベラ(スパチュラ)
- 10:大小の泡立て器
- 11:ピーラー(皮むき器)・カッター・おろし器
- 12:はかり(スケール)
- 13:計量カップ・計量スプーン・米用カップ
- 14:缶切り・栓抜き
- 15:菜箸セット
- 16:炊飯器
- 17:あると便利な電気製品
- 18:その他の小物・キッチングッズ
- ガイドのワンポイントアドバイス
料理道具に必要なもの!初めに揃えたい調理器具・キッチン用品とは
料理生活を始めるにあたって、まずこれだけそろえておけば大丈夫、という基本的な調理器具を選んで紹介します。100均ショップでは、安い調理器具がいつでも買えます。ネットでは、プロ仕様の道具を手軽に取り寄せることができます。
ダメモトで安価な商品を買うも、こだわりの逸品を探し当てて買うも、あなたの自由です。が、購入前にこちらを参考にしていただければと思います。
料理道具1:包丁(牛刀・ぺティナイフ)
1本だけ持つなら牛刀を、2本めにはぺティナイフを |
画像の牛刀は、刃わたり27cmの業務用の鋼(はがね)の牛刀で、20年以上愛用しているものです。研ぐ等の手入れをきちんとすれば、壊れるまで(柄が取れる、刃が折れる、欠ける等)使えます。ステンレス製より重みがあるので切りやすいです。切れやすい分、取り扱いには十分な注意が必要です。鋼製の包丁を買い求める際は、一緒に砥石も買って下さい。
家庭用包丁として売られてるのは、刃わたり20cm内外のステンレス製が一般的なようです。背丈のある男性が使う場合は、少し長めの物を選ぶといいでしょう。
料理道具2:まな板(木製・プラスチック製)
プラスチック製の、適度に厚みのあるまな板を |
木のまな板は、包丁のあたりがよく、滑らないので切りやすく包丁を傷めません。が、まな板は傷みやすく、不潔になりがちです。軽いまな板を使う場合は、まな板の下に濡れ布巾を敷くと安定します。
料理道具3:ボウル・ザル・片手ザル(漉しザル)
金属製も、1つは欲しいもの |
目の細かい片手ザル(漉し器)は、粉類をふるう、ゆで野菜や麺類の湯切り、出汁を漉すなど色々と活用できます。竹製の平たい盆ザルも、あれば重宝なものです。
料理道具4:鍋(両手鍋・片手鍋)
両手鍋と片手鍋を1つずつ |
もう1つ買い足すとしたら、ジャムや酢を使う料理作りや、ホワイトソース作りに適してる、ほうろう鍋(ミルクパン等)がいいです。
また、鍋やフライパンを選ぶ際は、自宅がIH(電磁調理器)キッチンの場合、IH対応鍋かどうかをしっかり確かめないといけません。
料理道具5:フライパン(鉄製・フッ素樹脂加工)
1つ買うなら大きめのフライパンを |
鉄製は使うほどに油がしみ込み、長年使えてとても重宝なものですが、使いこなすまでがちょっと難しいので、初めてのフライパンは、表面がフッ素樹脂加工されたものの方がいいでしょう。鉄製とフッ素樹脂加工のものとでは、手入れの仕方が違うので、取り扱い説明書をしっかり読んでから使い始めましょう。画像は奥が鉄製フライパンで30年使い続けてるものです。手前が取っ手が外せるティファールのフライパンで、そのままオーブンにも入れられるので便利です。
また、中華鍋には両手鍋と片手鍋(北京鍋)があり、ゆでる、炒める、蒸す、揚げる、中国料理全般に使えます。家庭では、中国料理の本領である鍋返しがしやすい、片手の北京鍋の方が向いてます。
料理道具6:やかん(ケトル)
熱効率のよいアルミ製を |
とはいっても、我が家にも、やかんは2つあります。アルミ製の方が早く沸きます。
料理道具7:しゃくし(おたま)・網じゃくし
つくりがしっかりしたステンレス製のしゃくしと、アク取り網じゃくしを |
画像のおたまは、内側に目盛りが刻まれてるもので、100均ショップで見つけました。天ぷらのカス取りやアク取りに使う網じゃくしは、1つを選ぶとしたらアク取り用です。(アク取り用で天カスはすくえるが、カス取り用でアクはすくえない。)
料理道具8:フライ返し(ターナー)
フライパンとの相性を考えて選ぶ |
年々頑丈になってきているフッ素樹脂加工のフライパンですが、金属製のフライ返しを使ってはいけないものもあります。フライパンとの相性を考えた上で、使いやすそうなものを選びましょう。
料理道具9:しゃもじ・へら・ゴムベラ(スパチュラ)
しゃもじは炊飯器の付属品を 購入するのは木ベラとゴムベラを |
ゴムベラもあったほうがいいです。熱いフライパンにも使える、熱に強いものが便利なのですが高価です。普通のゴムベラは熱に弱いので、そこに気をつけて使用しましょう。
料理道具10:大小の泡立て器
泡立て器は大小1つずつ欲しい いつかは買いたい電動ハンドミキサー |
料理道具11:ピーラー(皮むき器)・カッター・おろし器
ピーラー、カッター、おろし金の三点セットがあると便利 |
料理道具12:はかり(スケール)
お菓子作りにはデジタルスケールを |
料理道具13:計量カップ・計量スプーン・米用カップ
計量カップと計量スプーンの大と小を |
ただし、計量スプーンは、ものによって、弱冠の差が生じるようです。是非一度、手持ちの計量スプーンではかった水の重さを、デジタルスケールではかり直してみてください。
料理道具14:缶切り・栓抜き
栓抜きと缶切りが1つになったもの |
料理道具15:菜箸セット
菜箸は同じ長さのセットがいい |
料理道具16:炊飯器
炊飯器は5合炊きがおすすめ |
料理道具17:あると便利な電気製品
電子レンジ・オーブントースター・フードプロセッサーあったほうがいい電気製品の筆頭は、なんといっても電子レンジで、特別多機能なものでなくてもいいです。オーブントースターもシンプルなものの方が気兼ねなく使えます。フードプロセッサーは、あれば料理の幅が広がります。
料理道具18:その他の小物・キッチングッズ
布巾、落し蓋、鍋つかみ、鍋敷き、麺棒(すりこ木代わりにも使える)、ケーキクーラー、バット、巻きす、タイマー、ラップ、アルミホイル、ペーパータオル、オーブンペーパー、保存容器、保存用密閉袋ガイドのワンポイントアドバイス
包丁とまな板と鍋と熱源があれば料理は作れます。初めから高価なものをあれこれ買いそろえても、使いこなせなかったら、宝の持ち腐れになってしまいます。まずは最低限の調理器具を用意して使いこなし、料理の腕が上がって、レパートリーが増えて、挑戦したい料理が出てきた時に、それに必要なものを買い足していきましょう。
【関連記事】