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読者の悩み相談 資格取得はPDCAで進めよう(2ページ目)

資格取得がなかなかできないあなたへ、合格に近づくために、資格取得をPDCAで進める方法をご紹介します。

執筆者:克元 亮

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試験直後の反省が重要!

実行(Do)

「実行」とは、試験日に向けた勉強方法です。勉強方法には、スクールや通信教育、独学などいろいろなスタイルがあります。これらの長所・短所をふまえて、適切な方法をとる、もしくは組み合わせる必要があります。勉強方法については、以下のガイド記事やリンク集を参考にしてください。

●ガイド記事
資格取得のための効果的勉強法


チェック

受験した後、羽を伸ばしてゆっくりしたくなるのもわかります。ですが、次に備えて、反省する時間をもちましょう。情報処理技術者試験のように、詳細なスコアシートがもらえない試験の場合、「何が難しかったか」、「勉強不足を感じたのはどの範囲か」、だけでもメモしておくと、合格・不合格に関わらず次に活きてくるはずです。

●不合格原因の分析
合格発表では不合格原因は教えてくれません。したがって、受験後すぐに、自己反省して、弱点を把握しておくことが重要です。

●勉強方法の反省
独学などでペースをつかんで継続的に学習できたか、試験での対策不足に対して、学習教材はどうだったか。

改善(Act)

チェックの結果により、次回の試験までに重点的に勉強しなくてはならない範囲が明らかになるはずです。したがって、取得計画を見直すとともに、弱点補強策をうちます。

●取得計画の見直し
再度、受験が必要となるため、資格取得にむけて、計画を見直します。年に一回しかない試験の場合、それまでに同等の試験を受けることも検討したほうがよいでしょう。

たとえば、基本情報技術者の場合、同等の試験として、情報処理技術者能力認定試験があげられます。力試しと直前での弱点補強をする意味で、計画に組み込んではいかがでしょうか。

●弱点補強
自己チェックにより明らかにした不合格原因のテーマを、どのように補強していくべきかを検討します。

ありがちなのが、机上の勉強だけですましているために、知識が身についていないケースです。これに対しては、ぜひ、実機で学習しましょう。たとえば、SQLの問題については、フリーのRDBがありますので、これを使って、テーブル操作をしてみることをおすすめします。自分で導入するのが難しくても、インターネットに公開されているRDBもあります。


いかがでしたか。資格取得の計画をPDCAで進める方法をご紹介しました。
計画づくりに、ぜひ活かしていただければと思います。また、ご意見などあればお寄せください。

*IT関連の資格関連リンク*
資格取得のアクションプラン作成
なんのためにIT資格をとるのか

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キャリア戦略作成「便利ツール」
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