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--- IT資格にチャレンジを始めたきっかけは?
大学を卒業して、会社に就職して日々の業務に追われていると、なかなか目的を持って自分で勉強する機会が少なくなると思います。通信教育をとってもその資格の受験をするというわけでもなく・・。
そんな中途半端な状況がいやで、中小企業診断士の取得をめざしました。その後、ITコーディネータを取得しました。
--- IT資格は仕事に役立ってますか?
ITコーディネータの取得時に学んだ、経営戦略から情報化企画、ITの実装までの方法論はむろん、バランス・スコアカードなどのツールを、日々仕事で実践しています。これは、とても役立っています。
また、同じ志を持った人と、勉強会や情報交換、実際の商談にいたるまでつながりが増えて、いろんな意味で充実しています。
--- 最後に、これからIT資格にチャレンジしようとする方に対してメッセージをお願いします。
やっぱり資格は手段であって目的ではないと思います。月並みですがまずは自分が何をやりたいか考えてから、それにあう資格を選択したほうがいいですね。勉強につまづきそうになったら同じ資格を持っている人やグループとの交流してみると視野が広がっていいと思います。
あと、勉強するだけではなく、やはりきちっと願書を出して受験するところまでやってください。目の前にある目的となる受験を前提にするとがんばれます。
経営とITの両方を身につけ、ITコンサルタントとして活躍している杉村さん。IT業界に入るにしても、自分のキャリアパスがどうあるべきかを考え、仕事に直結するIT資格を取得されています。
「IT資格は手段であって目的ではない」
なりたい自分になるために、資格をいかに活用するかが重要であることを、再認識させられたインタビューでした。
*IT関連の資格関連リンク*
・資格の取り方・キャリアへの活かし方
・何のためにIT資格をとるのか?
・コンサルティングの資格