「節約のために、エアコンを使うのを我慢している」という方もいるかもしれません。でも、毎日の我慢を増やす節電は、長続きしにくいものです。電気代の見直しでは、料金プランに加えて、家電を効率よく使う工夫も大切です。今回は、50代から無理なく続けられる節電のポイントをご紹介します。
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エアコンは、効率よく使える状態に
節電を始めるなら、まずは電気を多く使う家電に目を向けましょう。夏の冷房、冬の暖房で長時間使うエアコンは、見直したい家電の1つです。最初に確認したいのは、フィルターの汚れです。ほこりがたまると空気の流れが悪くなるため、定期的に掃除しましょう。
室外機の周りに物を置いて、空気の流れを妨げていないかも確認してください。サーキュレーターや扇風機で室内の空気を循環させることも、快適に過ごすための工夫になります。冷暖房の効き方を見ながら、設定温度を無理のない範囲で調整しましょう。つけっぱなしと、こまめなオン・オフのどちらが省エネになるかは、外気温や外出時間などによって異なります。まずは効率よく使える状態を整えましょう。
冷蔵庫は「詰め込み過ぎ」を見直す
冷蔵庫は、24時間365日動いている家電です。一つひとつは小さな工夫でも、毎日の積み重ねになります。冷蔵室に食品を詰め込み過ぎると、冷気の流れが悪くなります。奥に何が入っているか分からない状態なら、整理することから始めましょう。取り出す物がすぐに見つかれば、扉を開けている時間も短くできます。開閉の回数を減らすことや、季節に合わせて冷却の設定を見直すこともポイントです。食品の傷みに注意し、取扱説明書に沿って調整してください。
食材を取り出しやすくする工夫は、買い過ぎや使い忘れを防ぐきっかけにもなります。
照明と給湯も、できるところから
白熱電球や蛍光灯を使っているご家庭では、LEDへの交換も節電につながります。電球が切れたときや照明器具の交換時期に合わせて、少しずつ切り替えていくとよいでしょう。ただし、LED電球に交換する際は、口金のサイズや照明器具の種類に合ったものを選ぶ必要があります。
電気でお湯を沸かす給湯設備を使っている場合は、お風呂の入り方も見直してみましょう。家族がお湯の熱いうちに続けて入浴すれば、保温や追い焚きに使う電力を減らせます。なお、ガス給湯器の場合は、主にガス代の節約につながります。
買い替えは、購入費と電気代の総額で判断
古い家電や住宅設備を使っているなら、買い替えも選択肢になります。例えば、従来型の電気温水器から、省エネ性能の高いエコキュートへの更新を検討する方法があります。
ただし、購入費や工事費もかかるため、電気代が下がることだけで決めず、今後の使用年数も含めて総額で考えましょう。国や自治体の補助制度についても、利用できるものがあるか、最新情報を確認したいところです。50代からの節電では、無理なく続けられることが大切です。
まずはフィルターの掃除や冷蔵室の整理など、暮らしの中で取り組めることから始めてみてはいかがでしょうか。







