年々深刻になる環境危機を表す時計
06年07年で一気に針が進んだ環境危機時計。今年は巻き返しを期待しましょう! |
環境危機時計は、旭硝子財団が世界各国の有識者に「地球環境問題と人類の存続に関するアンケート」を実施し、その結果である危機意識の程度を時計の針で示したものです。環境が悪化して地球が滅亡する時刻を12時に設定し、0~3時は「ほとんど不安はない」、3時1分~6時が「少し不安」、6時1分~9時が「かなり不安」、9時1分~12時が「極めて不安」となっています。
2007年度の環境危機時刻は9時31分となり、これまでで最も針が進み、危機意識の高い結果になりました。
第1回目、1992年の際は、「かなり不安」をあらわす7時49分でしたが、1996年には9時13分となり「極めて不安」な時間帯に入りました。その後、進んだり、遅れたりを繰り返しながら、2005年の9時05分から、2006年は9時17分と、そして2007年は9時31分と一気に進んでいます。
2008年はいったいどんな結果となるのでしょうか。
環境問題が注目され、様々な対策が施されている今だからこそ、今年は巻き返しといきたいところ! 実りある1年となることを期待したいですね!
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