あなたはボランティアにどんなイメージを持っていますか?

ボランティアって特別な人がしている奉仕活動じゃないの? 忙しい私にボランティアなんて無理だわ! な~んて思い込んでいませんか?

でも、それ誤解ですから! よくあるボランティアに関する5つの誤解にガイドがズバリお答えします!

INDEX
誤解その1 ボランティアをしている人ってえらい!…P1
誤解その2 ボランティアだもん、無償の行動が常識、でしょ?…P2
誤解その3 ボランティアって、地味でつらそう…。 …P3
誤解その4 NPOってボランティアのことだよね?…P4
誤解その5 時間がないから、ボランティアは絶対に無理!…P5


誤解その1 ボランティアをしている人ってえらい!

自主性・主体性が大切な活動だから、えらくなくてもボランティアはできる!

自主的に取り組む活動だからこそ継続できるし、自身を成長させることもできる。それがボランティア。
ボランティアという言葉には、奉仕活動、慈善事業というイメージがついてまわります。そのためか、「かわいそうな人のために、自分を犠牲にして奉仕すること」と考える人が多いようです。「えらい」という発想も、自己犠牲の上に成り立つ奉仕活動と、とらえているから出てくるのかもしれませんね。

ボランティアは、社会的に弱い立場や状況に置かれている人を支援したり、地域や地球の課題解決に取り組む行動ですから、こうしたイメージがまったく間違いだとは言い切れません。でも、それはほんの一面。ボランティアはもっと多彩で自由な活動です。

そもそもボランティアは「自由意志で決意する」の意味を持つラテン語“VOLUNTAS”が語源。無償の行為や奉仕活動といった意味は含まれていないのです。明確な定義はありませんが、「自主性・主体性」、「社会性・連帯性」、「無償性・無給性」、「創造性・開拓性・先駆性」という4つの基本精神があります。これを踏まえた活動であるなら、決まった形はないのです。

心に引っかかった何かのために行動することが出発点

たとえば、最近、テレビ・雑誌やネットで、あるいは通勤や通学の途中で、気になったり、イヤな印象を持った「何か」がありませんでしたか?「週明けは必ず駅の周辺にゴミが散乱していてイヤ」といった身近なことや「ニュースで見た紛争地の子どもたちの瞳が忘れられない」といったことでもいいのです。

もし、こういった思いが1つでもあって「何かできないかな」と考えたら、それがあなたのボランティアの出発点。解決のために一歩踏み出す行動が「自主性・主体性」のある活動、つまりボランティアなのです。自主的で主体的な活動なら多少のことは苦になりませんし、「誰か」のためではなく「自分」が楽しいから続けたくなります。

そしてもっと楽しくするために人とつながり、工夫を加え、活動を発展させていくことだって難しくないでしょう。つまり「自主性・主体性」のある活動なら「社会性・連帯性」、「無償性・無給性」、「創造性・開拓性・先駆性」は、自ずとついてくるものなのです。

次ページでは「誤解その2 ボランティアだもん、無償の行動が常識、でしょ?」にお答えします!