英語の本をたくさん読むことは、英語力アップの助けになりますね。でも洋書は高くってという皆さん、東京恵比寿に洋書専門の古本屋さんがあるのをご存知ですか?
▼ 洋書専門の古本屋 Good Day Books
8割~9割が外国人客
JR恵比寿駅東口より徒歩ですぐのところにこのお店はあります。ビルの3階。ちょっと見落としやすいかもしれないので、初めて行く時は Keep an eye on it. (気をつけて、ちゃんと見ててね。) エレベーターを降りてすぐ右手の扉を開けると、そこはちょっと異国の空間。洋書ばかりが所狭しと並び、熱心に本を吟味する姿があちこちに。お客様の8割~9割が外国人の方々だそうです。
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まずはこのサインを探す。舗道に置いてあります。 | 写真右側の通路を入り正面のエレベーターへ | エレベーターを降りたら、この扉を開けると別世界が! |
日本在住の外国人には有名なこのお店、オーナーは日本人の女性なんですよ。小林妙子さんは、笑顔の素敵なとても気さくな方で、今回快くお話をしてくださいました。
▼ インターネットとは違った味わい、本の魅力
お店を恵比寿の今の場所に出したのは10年前。今ではインターネットを使えば何でも情報が手に入りやすくなりましたが、コンピューターのスクリーンとは違い、実際に本を手に取ったときの瞬間!本好きのあなたにならわかりますよね。当時は1ドルが \210 していました。まだまだ高価だった本をエクスチェンジしたり、安く手に入れる場所の提供をと、この事業を始めたのでした。
欲しかったけれど、ちょっと高いからと手の届かなかった洋書。読みたかったんだけれど、買いそびれていたものなど、掘り出し物を探しに出かけてみませんか?ちょっとした宝物を見つけた気分になれますよ。
インターネットの普及にともない、この業界も打撃を受けているけれど、このお店のおかげで、世界中にたくさんの友達ができたわ、と微笑む小林さん。ここにも「英語を活かす素敵な女性」がいるなと感じました。
▼ 洋書引取り可
このお店では、不要になった洋書を引き取ってくれ、お店で使えるクーポンと取り替えてくれます。だいたい、売値の半分相当のクーポンが手に入る仕組みになっているそうです。もちろん本の状態によって値段も違ってきますが、例えば、あなたの持ち込んだ本がお店で \500 で売れるとします。あなたは、\250分のクーポンを手に入れ、お店の中の他の本を購入する場合の資金に充当できます。ただし、在庫として同じ本がもうすでにお店に置いてあるときは、お断りしなければいけない場合もあるそうです。
ここだけの話、小林さんのご主人様は、何とお店のお客様だったそうですよ。さぁ、あなたもロマンスを求めて、いえ、英語の本を求めて、足を踏み入れてみませんか?
あなたの外国人のお友達に教えてあげてもいいですね。以前、アメリカ人がある本を一般書店で購入した後、このお店へ行き、まったく同じ本が市価よりも安く売られているのを発見。「最初からこのお店に来るべきだった」と、ひどく悔しがっていました。
このビルの一階には The FootNiK というちょっとおしゃれなブリティシュパブもあるので、洋書を安く手に入れたあとはビールで一杯なんていかがですか?もちろん英語の本を片手にね。
Sun. & Hollidays 11:00 a.m. - 6:00 p.m. (日・祭日 午前11時~午後6時) Tues. Closed (火曜日定休) |
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