暮らしのマナー

“育ちがいい人”の断り方!義実家への帰省を上手にパスする「最強フレーズ」3選【マナー講師が解説】

2023年も残すところあと数日。この年末年始に義実家への帰省を考えている人もいるのではないでしょうか。一方で、できることなら“回避”したいと思う人も……。義実家との関係性に傷をつけず穏便に断る方法を紹介します。

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド

2023年も残すところあと少し。新型コロナウイルス感染症が5類に移行してから初めての「年末年始の帰省シーズン」を迎えます。久しぶりの帰省を楽しみにしている人がいる一方で、帰省したくないと考えている人もいることでしょう。波風を立てず穏便に帰省を断る方法をAll About 暮らしのマナーガイドの諏内えみが紹介します。
 

義実家へ帰省したくない……

年末年始は義実家へ帰省せずに自宅でのんびりゆっくり過ごしたいという人も

年末年始は義実家へ帰省せずに自宅でのんびりゆっくり過ごしたいという人も

【今回のお悩み】
夫の実家から年末に帰省しないかと誘われました。ただ正直なところ、帰省せずに自宅でゆっくりのんびり過ごしたいです。義実家との関係に傷をつけないよう穏便に断る方法はありますか?
 

帰省を上手に断る最強フレーズ3選

【回答】
息子夫婦の帰省を楽しみにしている義理のご両親に、帰省を見送ることはなかなか言い出しにくいですよね。以下の理由を参考になさってみてください。

1:「夫の仕事が……」
「前後の仕事により、余裕を持った帰省の時間が取れない」「出張が続いていて時間的に難しい」「〇〇へ行かなければならない」など“夫の都合”にするのが賢明です。ただし、ご主人の理解と承諾は必須です。

2:「子どもの習い事が……」
義両親はかわいい孫にはぜひとも会いたいと考えていると思いますが、「〇〇のお稽古の都合で」「受験前なので」など、納得してもらいやすい“子ども都合”の理由をお伝えしてみてはいかがでしょうか。

3:「インフルエンザが……」
どなたかの体調不良など“健康状態”を理由に帰省を見送ることにしてみては。ただし、心配をかけてしまうようではかえって心苦しくなるものです。「インフルエンザが流行っており、万が一うつしては申し訳ないので……」など、適切な言い方を探ってくださいね。

いずれにせよ、「また時期を見て伺います」や「ビデオ通話でご挨拶だけでもさせてください」など、本心は帰りたいが今回は仕方なく……と感じていただける言葉選びが大切です。このひと言があるかないかで、今後の関係性が左右されることも十分考えられます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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