恵方巻きを食べるときのルールと意味・理由を解説
恵方巻きの食べ方や作法を解説
<目次>
恵方巻きを食べるときのルール
恵方巻きには、縁起の良い食べ方があります。基本的なルールをご紹介します。<恵方巻きを食べるときの基本的なルール>
- 恵方巻きをひとりにつき1本準備する(切ってはいけない)。
- その年の恵方を向く。
- 願いごとをしながら、黙って最後まで食べる。
さらに、目を閉じて食べる、笑いながら食べるという説もある。
恵方巻きはいつ食べる?
節分の日(立春の前日)に食べます。食べる時間は決まっているわけではありません。ちなみに、豆まきは鬼の活動する夜が適切なので、夜に行う家が多いです。その流れで恵方巻きを夕食にすることが多いようです。
恵方巻きを切ってはいけない理由は?
福を巻き込む巻き寿司なので、縁が切れたり、福が途切れたりしないよう、包丁で切ってはいけないとされています。太巻き1本は食べきれないなら、中巻きや細巻き、ハーフサイズなどを用いるとよいでしょう。ハーフサイズの場合、完成した太巻きをカットするのではなく、カットした海苔で巻き寿司を作ったほうがその意味を表せます。
恵方を向いて食べるのはなぜ?
節分の行事には、年の変わり目の行事という意味合いがあり、新年の幸せを祈願するのに恵方がふさわしいからです。恵方は、年神(歳神、正月さま)の異称である歳徳神(としとくじん)のいる方角で、その方角に向かって事を行えば万事に吉とされています。
恵方巻きをしゃべらずに食べる理由は?
恵方巻きは福を巻き込む寿司なので、途中でしゃべると福が逃げてしまうからだといわれています。願い事をしながら黙って食べきりましょう。恵方巻きは目をつぶって食べる、笑って食べるってホント?
そのような説もあります。目をつぶるのは、神様に対して願い事をするときに、目をつぶって心の中で願い事をするという動作からきているようです。笑って食べるのは、「笑う門には福来る」というように、笑顔で食べることで福を呼び込む意味があるようです。
恵方巻きの最も縁起の良い食べ方は?
これらを総合すると、恵方巻き1本を持って恵方を向き、にっこり笑顔になってから、目をつぶって心の中で願い事をしながら黙って食べきるのが、最も縁起がいいかもしれません!?恵方巻きについてはこちらもご覧ください。
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