子どものそのストレス、親のせい?子どもにストレスを与える言葉とは
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子どものそのストレス、親のせい?
「宿題、やったの?」
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「宿題、やったの?」
これは疑問ではなく、「いや、やってないでしょ。早くやりなさい」という意味を含む反語で、子どもも敏感にそれを受け取ります。子どもも宿題をしなければいけないことはわかっており、「宿題する気になれそう?」と聞くと、その気持ちを尊重することが出来ます。
「勉強しなさい!」
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「勉強しなさい!」
子どもに「勉強しなさい!」といくら説得しても、効き目がないことが多いです。このような強引な説得を続けると、むしろ反発心がうまれ、無意識のうちに親の要求と反対の行動を選択してしまうのです。
「ダメな子ね」
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その子の気質や性格を非難する言葉はNG
「頼りない子」「意地悪な子」「弱虫」「だらしない」「情けない」など、その子の気質や性格を非難する言葉は、子どもの自尊心を傷つけます。自分で自分を信頼できなくなり、不信感、自己否定感、モチベーション低下などの深刻な事態になることもあります。
「○○ちゃんはできるのに……」
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「○○ちゃんはできるのに……」
友達や兄弟など子ども同士で比較して評価する言葉は、子どもの自尊心を傷つけます。また、「自分は親に好かれていない」と思い、「自分は生きる資格がない」という考えに飛躍することもあるので注意しましょう。
「もう、知らない! 勝手にしなさい」
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子どもを突き放す言葉は、子どもの心に深い傷をつける
子どもが言うことを聞かなくてイライラして言ってしまいがちなこの一言。このように子どもを突き放す言葉は、子どもの心に深い傷をつけるので言ってはいけません。
子どもの気持ちに寄り添う声掛けを! 親が常に心がけること
子どもは大人のメッセージを敏感に察知します。こちらの記事で、親が子どもに話しかける時に何を意識するべきかが紹介されています。「自分が言われたらいやな事は言わない」「自分が言われたらうれしいことで、声をかけてあげる」という心がけが大原則です。
子どもを伸ばす褒め方をしよう
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子どもを伸ばす褒め方
ほめる時は、ただオーバーにほめればいいというわけではありません。素直な感動と心のこもったほめ言葉が子どもの心に響きます。また、結果をほめるのではなく、「プロセス」や「クオリティ」をほめると子どもは満足感を感じます。
良い叱り方は心がけ次第
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良い叱り方は心がけ次第
感情的にならず、愛情をもって叱れば子どもにはきちんと伝わります。こちらの記事で良い叱り方が紹介されているので、叱った後に自己嫌悪に陥ってしまうという経験のある方は是非参考にしてください。
子どもとの会話を大切に……子どもとうまく行く会話術
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子どもとうまく行く会話術
親子の信頼関係を築くにはコミュニケーションが大切な役割を果たします。まずは、子どもの話をしっかり聴いてあげることが大切です。こちらの記事では、子どもの話を上手に聴くポイント5つと上手な相槌のうち方が紹介されています。
時間がない時の話の聞き方
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時間がない時の話の聞き方
忙しい時に子どもの話を聞くのは難しくて、「後でね」と言ってそのままという経験はありませんか? なるべくいったん手を止めて聞くようにしましょう。ポイントは「親が話を膨らませないように」すること。後回しにするより親が向き合ってくれたと満足します。
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