お腹のたるみを内側から引き締める
筋肉には、胸板やお尻の筋肉など、外側からすぐに触ることができる筋肉とは別に、見えない所(内側)で体を支えているインナーマッスルと呼ばれる筋肉があります。インナーマッスルのうち特に下腹を内側から支えているのが大腰筋(だいようきん)と呼ばれる筋肉で、これが衰えるとしまりのないお腹になってしまうのです。大腰筋はひざを高く上げる時に働く筋肉です。ひざを高く上げたウォーキングなどでも鍛えることはできますが、椅子に座った状態でも次の方法で鍛えることができます。
大腰筋と腹筋を両方鍛える!
1、椅子に浅く腰かけ両手で軽く椅子のわきをつかんで安定させ、姿勢を正します。2、下腹部を絞り込むイメージで両脚を浮かせ、そのまま10秒ほどキープします。
3、ゆっくりと元に戻し、この動作を3~5回繰り返します。
【注意】
・足を高く上げると強度が増します。
・できるだけ腰がそらないようにしましょう。
・よりハードに行ないたいときは、写真(左下)のように、足を組み交互に10回程度行なうと良いでしょう。
大腰筋もお尻の筋肉も同時に鍛える!
お尻を含めてお腹周りを全て同時に刺激する運動です。バランスを取るのが少し難しいエクササイズですが、効率は非常に良いので忙しい方にオススメです。1、タオルのようなものを両手に持って前に出し、片足を後ろにそらします。
2、ひざを曲げながらゆっくりと足を後ろから前へ移動し、太ももが床と平行になったあたりで5秒ほどキープします。
3、同じ動作を5回ほど繰り返し、足を変えて再び5回ほどくりかえします。
【注意】
・足を後ろにそらすときにはお尻に意識を集中し、前に出すときはお腹に意識を集中しましょう。
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