毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の栄養・効能

ふきの栄養・選び方・保存方法

下ごしらえが大変そうですが、意外と簡単。板刷りして、ゆでて、筋を取るだけです。ふきが入っているだけで、季節感のある手の込んだ料理! なんて高評価が貰えてしまう、隠れ優秀食材です。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

大きな葉と細くて長い茎を持つふきundefined春の代表的な山菜のひとつです

大きな葉と細くて長い茎を持つふき 春の代表的な山菜のひとつです


爽やかで、青々としたふき。春の味覚であると同時に、大人っぽい味と香りがたまらなく魅力的です。一見下ごしらえが大変そうですが、意外と簡単。板刷りして、ゆでて、筋を取るだけです。しかも、ふきが入っているだけで、季節感のある手の込んだ料理! なんて高評価が貰えてしまうことは確実の隠れ優秀食材です。

ふきの栄養

水分がほとんどですが、食物繊維が多く低カロリーな山菜で、カロチン、ビタミンB1、カリウム、カルシウム、ナトリウムを含みます。ふきの独特の香りは、せき止め、たん切りにも効果的です。

ふきの選び方

ふきの選び方。
お店にあるふきはラップに包まれていることが多いです
  • 茎がすっと伸びて、長いものを選びます
  • 太すぎるものは筋っぽいので、茎の直径が1.5~2cmくらいで、空洞のないものを選びます
  • 根元を持ったときに、しなるものは避けます。
  • 葉の色がきれいな緑色で、黒ずみや黄ばみのないものを選びます



ふきの保存方法

ふきの保存方法。
アク抜きをしてから保存が鉄則です
ふきは変色しやすく、時間とともにアクが回るので、なるべく早く食べるようにします。保存する場合は、しまいやすい長さに切り、ポリ袋に入れて野菜室で保存します。また、すぐ食べないようなら、下ゆでしたものを冷凍してもよいですが、風味が少々落ちてしまいます。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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