第4位:あつまれどうぶつの森
任天堂が2020年3月20日に発売したNintendo Switchのゲームソフト『あつまれどうぶつの森』はわずか16日間で300万本を超えるセールスを記録するなど驚異的なヒット商品となりました。これは新型コロナウイルス感染症拡大の影響で外出自粛期間が長引いたことに加えて、そのゲーム自体の魅力的なシステムが挙げられます。『あつまれどうぶつの森』では、ユーザーが無人島で生活する主人公になって島を開発したり、村のどうぶつたちと交流したり、さまざまな季節行事に参加したりと無人島でのスローライフを仮想体験することができるのが人気の秘訣です。例えば10月であればハロウィーンのイベントを開催するなどユーザーに飽きさせない仕掛けを次々に提供しています。
ストレスの溜まる外出自粛期間で『あつまれどうぶつの森』をプレイしたユーザーからは「ゲームに癒された」などの好意的な意見が多く寄せられ、『あつ森』の愛称で親しまれています。
第3位:非接触型体温計
第3位は非接触型の体温計です。新型コロナウイルス感染症の症状として咳や発熱が認められるため、体温を測ることは感染を発見する一つの方法といえます。体温計の中でも非接触型のタイプは瞬時に体温が測ることができるため様々な場所で活用されています。家庭はもちろんのこと、病院やイベント会場の入り口など、多くの人が出入りする場所では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ意味で検温を行って、平温の場合のみ入場が許可されるといった具合です。このような体温計も商品によっては入手困難な状況が続いています。第2位:アルコール消毒液
アルコール消毒液も新型コロナウイルス感染症が広がるにつけ入手しづらくなった商品です。今では家庭や学校、会社、病院、飲食店、商店、官公庁など至る所でアルコール消毒液が設置されていますので、手指の消毒を行ってから入ることが習慣になっていることでしょう。このアルコール消毒液も緊急事態宣言が発出される前後から需要が急激に高まり、生産が追い付かずに入手困難な状況が続きました。代用品として次亜塩素酸水や界面活性剤の入った洗剤も売れるなど、人々の消毒意識の高まりから除菌効果のある商品の売り上げが大きく伸び、中には店頭から姿を消す商品も見受けられました。さて、いよいよ最後のページでは2020年上半期のヒット番付1位を発表します!果たして1位に輝いたのは?次ページへお進み下さい!